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深い河 (1995/)

[Drama]
製作総指揮今井康次 / 松永英
製作佐藤正之
監督熊井啓
脚本熊井啓
原作遠藤周作
撮影栃沢正夫
美術木村威夫
音楽松村禎三
出演秋吉久美子 / 奥田瑛二 / 井川比佐志 / 沼田曜一 / 内藤武敏 / 菅井きん / 杉本哲太 / 沖田浩之 / 香川京子 / 三船敏郎
あらすじインドの聖地ペナレスを目指すツアーバスには様々な過去を背負った人々が乗り合わせていた。美津子(秋吉久美子)は学生時代に大津(奥田瑛二)というクリスチャンを誘惑し神を捨てることを強要、そして悩む大津を紙屑のように棄てたのである。磯辺(井川比佐志)は死んだ妻(香川京子)の生まれ変わりの少女がインドに居ると信じている。木口(沼田曜一)は戦友の塚田(三船敏郎)が死の床で告白した衝撃の事実に苦悩している。異なる想いを乗せたバスは、やがてペナレスに到着する…。96年日本映画批評家大賞、男優賞、女優賞受賞。 (けにろん)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4遠藤神学の集大成ともいえる一作。神はありとあらゆるところに遍在し、ただ「許し」という形のない救済を我々に施す。それは何の得になることでもない、ただ心の安らぎが与えられるということだ。…以下、原作小説は読んでいないので、映画からの印象のみを記します。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★3熊井啓という人は、つくづく説明の人だと思う。そういう意味で、一般教養として一度はみておくか、という気分で彼の作品をときどきみます。感想は、だいだい、ふーん、という感じ。ただこの映画の秋吉久美子の沐浴シーンは、ちょっと出来事になってた気がする。ほとんど、素になってるもんね。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★3原作を読んでないのでなんともいえませんが奥田瑛二語るところの「たまねぎ」感は遠藤周作の「神=イエス」だと思いました。 3人の人生をインドでまとめるのには、時間的にも無理があると思います。 [review] (トシ)[投票(2)]
★3なんとも憂鬱な「たまねぎ」ツアー。 [review] (AONI)[投票(2)]
★3この息苦しいほどの重厚さを楽しむ映画だろうが、自分が無宗教だという事を抜きにしても退屈。前半、当時40歳の秋吉久美子と当時45歳の奥田瑛二が大学生時代を演じているのはグロテスクだし、純情で敬虔なクリスチャン役の奥田瑛二のカマトト演技もらしくなくて見てられない。 [review] (直人)[投票(1)]
★3質そのものは悪くないと思う。が、秋吉久美子の“私を見て。私だけを見てちょうだい”と言うオーラが画面から漂ってきてるようで、それが乗り切れない気持ちとして残った。原作ファンの繰り言。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3インドや欧州の風景の中の日本人がそれほど浮いてないのは認められるが文章では違和感がないであろう台詞も直截に演られると歯の浮いてきそうな臭さがある。何かを模索する旅と鎮魂の旅では意味が違う。それを混在して提示するものだから印象が散漫になった。 (けにろん)[投票(1)]
★3いわんとすることは分かるがもう少しまとまっていれば面白かったと思った。 (コマネチ)[投票(1)]
★22.5ってとこでしょうか。原作はおもしろい。たまねぎ・たまねぎ。印度には是非行きたいものです。んであの女神像見たい。 (megkero)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点2人**
3点11人***********
2点2人**
1点1人*
16人平均 ★2.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
私は秋吉久美子のファンである (ぽんしゅう)[投票(10)]非告白的女優論;クロスオーバー70’ (けにろん)[投票(6)]
にっぽんの映画 (abebe)[投票]
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