★4 | 件の事件は序盤で終わり後は四畳半的弱者の怨念話になったら辛いと思って見てたら実際そうなったがドライに押しまくる演出で全くダレない。てらいの無い岡田も小川も良いが圧倒的なのは刑事の金子で、こいつを見てるだけで一瞬たりとも飽きない。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | 中盤から圧倒的な存在感を示す金子信雄の強烈さに、作品としてのアンバランスさを感じていたが、終わってみれば金子信雄中毒患者を一人ここに産むことになった。 [review] (irodori) | [投票(1)] |
★4 | あの雨の府中刑務所裏、灰色一色の事件現場に連れて行ってくれただけで大満足なのだが、以降も芳しい出来。金子信雄の代表作として愛したい佳作。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 事件の顛末はスピーディー(実に手ぎわいい)におさらいし、後半は房夫(岡田裕介)と孝子(小川真由美)の危ういパワーバランス攻防と、ごり押し刑事(金子信雄)の武骨キャラで「おはなし」の突飛さを飛躍と感じさせない庶民のためのピカレスク賛歌。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 石井輝男が成瀬の助監督であったことから彼の作品に言及する評論は少ないと思うが、これや『黄線地帯』などを観ると顕著なように、確かな技術を持っている。金子信雄が小川真由美を尾行する台詞なしサイレント調の下りの見事さを観よ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | その名の通り、「三億円事件」の真相をフィクションで描いた小説の映画化だが、東映が石井輝男を使って作ってるから、どうしてもバカっぽさが漂う。(笑)三億円事件のダイジェストの前半と、見終わって肩がガクっとなるラスト。ストーリー云々より、小川真由美・金子信雄・絵沢萌子の演技を見る映画。['08.4.28新文芸坐] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 犯人・警察どちらにも肩入れしない演出は良いが、警察側の捜査過程が端折られているのは勿体無い。大作クラスで作られてたら本作はもっと化けてたのでは? (荒馬大介) | [投票(1)] |
★4 | 未解決事件は実はこうだったと再現するのは刺激的だけど。 [review] (t3b) | [投票] |