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フェイブルマンズ (2022/)

The Fabelmans

[Drama]
製作総指揮ジョシュ・マクラグレン / カルラ・ライジ
製作クリスティ・マコスコ・クリーガー / スティーヴン・スピルバーグ / トニー・クシュナー
監督スティーヴン・スピルバーグ
脚本スティーヴン・スピルバーグ / トニー・クシュナー
撮影ヤヌス・カミンスキー
美術リック・カーター
音楽ジョン・ウィリアムズ
衣装マーク・ブリッジズ
出演ミシェル・ウィリアムズ / ポール・ダノ / セス・ローゲン / ガブリエル・ラベル / ジーニー・バーリン / ジュリア・バターズ / ロビン・バートレット / キーリー・カーステン / ジャド・ハーシュ / デヴィッド・リンチ
あらすじ1952年、ユダヤ系中流家庭に育ったサミーは両親に連れられてはじめて映画を観る。『地上最大のショウ』だ。たちまち虜となり、8mm映画作りに熱中する。元ピアニストでちょっと変わり者の母(ミシェル・ウィリアムズ)はそんな彼の理解者だが、有能な技術者の父(ポール・ダノ)は「趣味」とよび、認めようとしない。ある日、母方の大伯父が家を訪れる。かつて映画業界で働いていたというその老人は、高校生のサミー(ガブリエル・ラベル)が映画を撮ると聞くと、なぜか呪いのごとき言葉を残して去るのだった。サミーが家族の秘密に気づいたのはそれからしばらくしてのことだった……。スピルバーグによる「自伝的」作品。[151分] ()[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「映画を撮るということ」を介して家族の姿を描こうとしたのではなく、家族の姿を介して「映画を撮るということ」を描いたものだと思う。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★5撮影カミンスキーによる光、色彩設計に脱帽。1950年代風の、一見平凡にみえてその実まったく非凡な輝かしい画面だ。スピルバーグは、凡庸な監督が決して所有しないある種の非情さをもって日常の裏側にあるものを取り出し、ただの追憶ではない何かをつくった。 [review] ()[投票(4)]
★5奔放で己の心に正直に生きる母を、葛藤しながらも許し受け入れていく主人公。スピルバーグが彼なりに真摯に吐露した家族への思いに感動。未熟な恋もいじめっ子との思いがけない心の交流も、一筋縄ではいかないが豊かな人生の一側面が見事に切り取られている。 (太陽と戦慄)[投票(4)]
★4意図せぬものが偶然フィルムに写り込んでしまうというモチーフを、そこで終わらせずに対象に切り込んでいく覚悟。結果、我が身を曝け出し切り込まれても良いという境地。そこに至った者だけが許される楽屋落ちは予想以上にパーソナルに深淵な遺言なのだろう。 (けにろん)[投票(4)]
★3本作のデヴィッド・リンチによる映画監督の造型については、本邦公開のずいぶん前からネット上で話題になっていて、一番の楽しみにしていたのだが、まさか、これほどの扱いとは思っていなかった。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3ときにカメラは、残酷に真実を映し出す。 大巨匠との対面エピソードは実際にあったことで、そして、どうしても物語に添えたかったんだろうな。大巨匠の短くも的確な助言、シビれます。 (AONI)[投票]
★3郷愁と見せかけて家庭の不穏を中途半端に描く、スピルバーグ印の変な映画がまた一つ。思えばスピルバーグの描く「夫婦」或いは「親子」は、『続激突』や『未知との遭遇』の頃から常にどこか歪さを抱えていたわけで、今作でそういった主題を採用したからといって特に驚きはしない。3.5 [review] (赤い戦車)[投票]
Ratings
5点6人******
4点6人******
3点5人*****
2点0人
1点0人
17人平均 ★4.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

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