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テリー・ギリアムのドン・キホーテ (2018/英=スペイン=ベルギー=仏=ポルトガル)
The Man Who Killed Don Quixote
製作 | ヘラルド・エレーロ / マリエラ・ベスイエフスキー / エイミー・ギリアム |
監督 | テリー・ギリアム |
脚本 | テリー・ギリアム / トニー・グリゾーニ |
原作 | ミゲル・デ・セルバンテス |
撮影 | ニコラ・ペコリーニ |
美術 | ベンジャミン・フェルナンデス |
音楽 | ロケ・バニョス |
衣装 | レナ・モッサム |
特撮 | オスカル・アバデス / レジェス・アバデス |
出演 | ジョナサン・プライス / アダム・ドライヴァー / オルガ・キュリレンコ / ステラン・スカルスゴール / ジョアナ・ヒベイロ / ホヴィク・ケウチケリアン / オスカル・ハエナダ / ロッシ・デ・パルマ / ジェイソン・ワトキンズ |
あらすじ | かつて処女長編映画『ドン・キホーテを殺した男』で名声を得たが、今はCM監督を生業としているトビー(アダム・ドライヴァー)は、久々にスペインを舞台にCMを撮っていたが、行き詰まり煩悶していた。スポンサーであるボス(ステラン・スカルスゴール)の妻ジャッキ(オルガ・キュリレンコ)に誘惑され、何もせぬうちに浮気を疑ったボスより逃げることとなったトビー。彼は、気分替えに処女作の現場の村を訪れ、主役を演じさせた靴職人のハビエル(ジョナサン・プライス)が、老いぼれて自分はドン・キホーテだとの妄想に生きていることを知る。だが、彼の従者サンチョとして旅に出ることになる運命を、まだトビーは知らなかった。〔133分〕 (水那岐) | [投票] |
この2018年に、文学名作「ドン・キホーテ(1605年セルバンテス)」を描くとこう成りますという作品。名画化「ラ・マンチャの男(1972年アーサー・ヒラー/ピーター・オトゥール)」が有るが、50年弱も経ち、世の中も醜くなったので、それを踏まえたという本作だ。 [review] (KEI) | [投票] | |
ギリアムの『8 1/2』。ギリアムの人生がオーバーラップするからこそ逆に、観る者は迷宮から現実に引き戻されてしまう。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] | |
妄執に囚われた爺さんがやっとこ現世に帰還できたら運命の皮肉という悲哀は、姫救出の正ロマンティシズムと噛み合い損ねる。何より時空を超える奇想譚としてギリアムの才気が恰も寝かせすぎて気の抜けたワインの如しで念願叶って良かったねが精々である。 (けにろん) | [投票(2)] | |
ギリアムならではの魔法のような素晴らしい瞬間も少なくないのだ。序盤の過去と現在の交錯なんかビンビンに冴えてる。しかしあまりにも気まぐれに脈絡なく振り回されすぎて、だんだんどうでもよくなってしまうんだ。こう書くのはまことにつらく残念なのだ… (ペンクロフ) | [投票(2)] | |
私のよくいく映画館で、この映画にたどり着くまでの、ギリアム監督の「ドン・キホーテ年表」が、双六形式で展示されていました。ミリオン座さん、大好きです。 [review] (プロキオン14) | [投票] | |
ギリアムが主人公らに仮託しようとした思いが酷く焦点が甘いのか、あるいは観客たる自分が理解していても「いつものこと」とそれを受け取るのにためらいを感じているのか、いずれにせよ「ごっこ遊び」の2時間と見えてしまう。『ロスト・イン・ラ・マンチャ』以降の20年は何に費やされてきたのか、今となってはかなりどうでもいい観覧後感。 (水那岐) | [投票(3)] |
Ratings
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計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
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