★4 | クレジット開け、丘からの俯瞰で、列車が右から左へ走る(同じような丘から走る列車を見せるショットは、この後も何度か出て来る)。左へパンして、野原。奥から犬が走って来る。こゝまでワンカット。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 小品ながら堂々たる大衆芸術賛歌。個性はバラバラでも息はピッタリの高峰、笠置、岸井明のトリオが微笑ましく、アレンジを変えて何度も聴かせてくれる「銀座カンカン娘」の大サービスも楽しい。志ん生が一席語りながら暗転し幕を閉じるエンディングが小粋。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 嘉次郎らしい、芸術家と社会との折り合いなんぞが聞けて、中々面白い。自己陶酔的だが、映画そして芸術を愛する立場に立てば分かりそうな気もする。次のセリフがそうだ。 [review] (KEI) | [投票(3)] |
★3 | 豊穣の未来を感じさせる力。日本を再建させた世代の地の底からの明るさがまぶしい。堂々と悪漢と喧嘩する高峰秀子、大きく口を開けて笑う笠置シヅ子、まぎれもない戦後の証。志ん生を一席聴けるお楽しみもつく。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | ストーリーらしきものはなく、焼け跡で黙々と食うためだけに働くかつての若者たちへの応援歌のごとき一作。高峰の素っ頓狂な能天気ぶりも愛らしく、「虎や狼」の群れる夜の歓楽街にも夢があると歌うあたりは「必要な欺瞞」だ。甘い夢だけ振り撒きゃいいのか。応、ないよりは夢があったほうがマシだ。映画はこの時、夢の押し売りのため機能していたのだ。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 素朴なギャグが散りばめられた、ごくごくゆるめのミュージカル。オーバーオールにベレー帽の高峰秀子がかわいい。引退した噺家役の五代目古今亭志ん生が落語を演る場面は、落語ファンなら気になるところかも。(レビューに落語演目について記載) [review] (わさび) | [投票] |
★3 | 落語家のバーチャル蕎麦だけはガチ。 (黒魔羅) | [投票] |