★4 | 本作も道を歩く高峰三枝子のショットから始まる。画面奥から正面へ歩いて来るロングショットで、それをカメラがドリーで横移動しながら(道を横切りながら)撮影した、ちょっと浮遊感のあるカットになっている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 繰り返される横移動や高峰三枝子の階段を行ったり来たりが、いつもながら不思議な清水節。話は大衆小説物、深みに欠けるが快活でいい。この高峰が『女の園』の鬼舎監に変貌するのだとすれば、年は取りたくないものである。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 熱血教師モノのルーツを辿れば、行き着くところはここなのか? [review] (づん) | [投票(1)] |
★4 | いいですね!こういうストレートな主張の映画は。原作の良さを十二分に引き出した監督清水の演出、伊藤宣二の音楽も楽しい佳作。質素、上品、品位という言葉とか、古き良き日本の敬語が実に耳に心地よい。 (KEI) | [投票] |
★4 | 地味な映画だが感動的に面白い。今リメイクしたら教条的な臭さが鼻についてしまうだろう。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 原作と時代のせいか、極めて教条的な話なのだが、映画はまるで天井が取り払われたように重苦しさや説教臭さがなく開放的。寄宿舎で信子(高峰三枝子)たちが頼子(三浦光子)を捜すリフレーンなど、まるでミュージカルのような軽やかさ。清水宏の味なのだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 生徒の素行不良や悪戯が小学校低学年レベルに思えたが、その「問題」を真剣に取り上げていることはわかる。 [review] (G31) | [投票] |