★5 | 説明が足りないのではなく、説明されるべきことは冒頭から全て画面上で示されているのだ。そして映画を展開していくのは全き「運動」であり、4台の机をまたぐモンタージュの混沌とその後の日活映画(照明といい、鈴木清順を思い出す)の如き大乱闘に興奮し、女の背中を追いかける男の笑みと、靴を取りに戻る女を捉えた長回しに泣かされる。まさしく映画の結晶である。ジョニー・トー最高作の一つとして推したい。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★5 | これが映画。これこそが映画なのだと私は思います。そして、何かを愛し志すこと、その気狂いじみた情熱への無限の賛歌。美しい。美しすぎるよ。(06.06.16@第七藝術劇場)(reviewは書きかけです) [review] (movableinferno) | [投票(2)] |
★4 | 乱取りでアーロンもルイスも微笑み合っちゃって、ああっ、もう、イヤっ!――なウェス・アンダーソン meets 鈴木清順。相変わらず訳がわからんが、相変わらず素晴らしい。 (disjunctive) | [投票(3)] |
★4 | 出てくる人物全員を大好きになれる。柔道対決で必死に目をつぶるカーフェイの、普段のニヤケ面とのギャップには泣かされた。男前過ぎる。 (アブサン) | [投票] |
★4 | ジョニー・トゥらしい絵は相変わらず心地よい。そして非常にタイトで無駄がなくて美しい青春映画である。説明的セリフがほとんどないのがいい。 (ハム) | [投票] |
★4 | 愛だよ愛!日本映画への愛!ただ、その愛は、純文学ではなくってニューエイジのそれだ。 (SUM) | [投票] |
★3 | 若者たちの真剣性をいまいち信じられず、呼び出し四重奏のような技巧ばかりが目につく。こいつらは腕比べばかりしている。それならゲーム対決でいい。柔道である必然を感じない。 (ペンクロフ) | [投票] |
★3 | 「2割引でいい」って、実はいい人なんだね…。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | チャウ=シンチーの目は笑っている。その余裕があの暴力的な破壊を笑いに保つのかと思っていた([comedy]と分類される)。ジョニー=トーの眼差しは鋭い。しかし狂気から同じ世界へ昇華している([comedy]と分類されない!)。かくも香港映画恐るべし。三四郎〜♪ [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | うっはー! 香港で『キル・ビル』を作るとこうなるのか! 監督はきっと大マジメなのだろうが…。[有楽町朝日ホール (FILMeX2004)] (Yasu) | [投票] |
★2 | タイトルだけはやたら黒澤してるのだが、あとは中村雅俊でも出てきそうな「俺たちの」何とかみたく青春しちまってムズ痒いことこの上ない。しかも、展開がシュールな迄に説明不足なのだ。凄いとも思うがやはりアカンと思う。カーフェイのみ良い。 (けにろん) | [投票] |