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赤穂浪士 (1961/日)

製作	大川博
監督	松田定次
脚本	小国英雄
原作	大佛次郎
撮影	川崎新太郎
美術	川島泰三
音楽	富永三郎
出演	片岡千恵蔵 / 大川橋蔵 / 中村錦之助 / 東千代之介 / 月形龍之介 / 丘さとみ / 桜町弘子 / 大川恵子 / 花園ひろみ / 中村賀津雄 / 松方弘樹 / 柳永二郎 / 多々良純 / 尾上鯉之助 / 明石潮 / 戸上城太郎 / 阿部九州男 / 原健策 / 加賀邦男 / 里見浩太郎 / 長谷川裕見子 / 花柳小菊 / 青山京子 / 千原しのぶ / 木暮実千代 / 山形勲 / 進藤英太郎 / 薄田研二 / 大河内伝次郎 / 近衛十四郎 / 大友柳太朗 / 市川右太衛門

あらすじ

大佛次郎原作の『赤穂浪士（天の巻・地の巻）』を、同じ松田定次監督が、ほぼ同じ俳優でリメイク。浅野内匠頭に大川橋蔵、吉良上野介に月形龍之介を配し、赤穂藩城代家老･大石内蔵助に片岡千恵蔵。上杉藩城代家老・千坂兵部に市川右太衛門。そして、赤穂浪士の討ち入りを、大石とかつて江戸で共に学んだ旧知の仲でありながら、立場上、それを阻止せんとする千坂との葛藤を軸に、描く。 (シーチキン)

[投票]

★4	オープニング、ケレジットが絵巻物のよう。音楽(富永三郎)も美しく、切ない。もうこれだけで、お腹一杯。なのだが更に無言劇の素晴しさ。 [review] (ＫＥＩ)	[投票(2)]
★4	圧巻はなんといっても松の廊下の刃傷沙汰で、吉良上野介演じる月形龍之介が出色。いかにも憎々しげで、敵役の鑑と言うか、上野介はこうでないとあかん、という極めつけであった。 [review] (シーチキン)	[投票(1)]
★4	下駄を預けて共犯関係に巻き込む思考様式において、千恵蔵の内蔵助がオリジナリティを発揮する。東下りや畳職人の中村嘉葎雄にあえて身バレして、決断の負担を相手に側に放りプレッシャーを与える。 [review] (disjunctive)	[投票]
★4	赤穂浪士の面々ではなく本作では刃傷松の廊下に至るまでが良い。錦之助の脇坂淡路守が絶品で浅野を慰労する酒宴は涙なしには見れない。越え難い立場の枷とそれでも滲み出る男気が随所でスパークする視線の交錯。千恵蔵は花咲爺と太鼓叩きだけ見せ場。 (けにろん)	[投票]

5点	0人
4点	5人	*****
3点	3人	***
2点	0人
1点	0人
計	8人	平均 ★3.6(* = 1)

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