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勝利者 (1957/)

[Drama]
製作坂上静翁
監督井上梅次
脚本井上梅次 / 舛田利雄
原作キノトール / 小野田勇
撮影岩佐一泉
美術松山崇
音楽小杉太一郎
出演三橋達也 / 石原裕次郎 / 北原三枝 / 南田洋子 / 殿山泰司 / 安部徹 / 小林重四郎 / 宍戸錠 / 清水将夫 / 赤沼明由 / 榎木兵衛 / 山田禅二
あらすじチャンピオンの一歩手前で挫折した元プロボクサーの山城(三橋達也)は、婚約者夏子(南田洋子)の父が経営する店で支配人におさまっていた。しかし、過去の挫折を振り切るために山城は結婚を先延ばしにし、自らの手でチャンピオンを育てる夢を追い続けていた。そんな山城は、荒削りだが才能を秘めた青年夫馬(石原裕次郎)を見い出し旧知のトレーナー(殿山泰司)に託す。一方で彼は、バレリーナ志望の踊り子マリ(北原三枝)のパトロンとなり彼女をレッスンに通わせるのだった。山城を兄貴と慕う夫馬、先生と呼んで尊敬するマリ。そんな彼らの関係に、微妙な空気が流れ始め愛憎劇が繰り広げられるのだった。(98分/カラー) (ぽんしゅう)[投票][全 2 件]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★3勝負も恋愛も、こいつがいなければ波風が立たなかったものを、そこに自分の理屈を持ち込んで勝手に四角関係を浮上させるナルシスト・三橋達也の自己陶酔プレイがむしろ清々しい。ここまでくればチャーミングですらあるあたり、パートカラーの絶妙さを含めてこれは演出の凄腕だ。 [review] (水那岐)[投票]
★3ナイトクラブも喫茶店もボクシングジムもバレエ教室も国籍不詳の抽象性を獲得して相変わらず日活の美術・照明はすばらしい。北原三枝のバレエ(なのか?)公演シーンは必要以上に長尺で物語の均衡を台無しにし、かつ幼稚なトリック撮影を無駄に駆使して最高に阿呆らしい。そこがよいのだ。 (3819695)[投票]
★3北原三枝の踊りの下手さ加減は失笑ものだが、彼女を軸にした山城(三橋達也)、夫馬(石原裕次郎)の微妙な空気をはらんだ愛憎劇は、俗ではあるがなかなかの緊張感を醸し出す。山城の婚約者夏子(南田洋子)の達観ぶりも見事。 (ぽんしゅう)[投票]
★3ボクサーが戦わねばならないのは、対戦相手だけじゃない。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3四角いジャングル。恋の四角関係。 勝利は一体誰の手に? [review] (AONI)[投票]
Ratings
5点1人*
4点0人
3点7人*******
2点0人
1点0人
8人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
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