「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
それから(2017/韓国) |
時制交錯の時系列整序が、やりとりされるコミュニケーションの内容自体によって担保されることの際どさ。言わば剥きだすテクストによってのみ支えられている映画。その中で、恐らくはこの映画のモノクロである所以、つまり雪と女優のイメージが交錯するあのさりげないショットの、その一点突破的な映画への欲望は、是とされるものではないか。 (鷂) | [投票] | |
永遠の1日的刹那の掌篇はウォン・カーウァイ的なコンセプトであって、そこまで気障じゃないホン・サンスの柄じゃ無い気がするし辞めるな辞めろの顛末だけでは内実が伴わないのでエピローグの皮相が効かない。車窓外の雪は形骸のロマンティシズムだ。 (けにろん) | [投票] |