「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
あるスキャンダルの覚え書き(2006/英) |
嘗て『ミス・ワイコフ』が孤独の果てに越境した地平は2キャラに分断され扇情性を失った。にも関わらず途中でどうも高尚な映画でも無さそうと気づいたのだが、なら決定的対決のカタルシスへと導くのが常道だろうにそうもならず煮え切らない。視点は拡散する。 (けにろん) | [投票] | |
ショットの頻繁な切り換えも、混乱はなく躍動的。緩やかに揺れるカメラワークの浮遊感。女優二人の演技力が込められたアップが、画面に重みを加える。P.グラスの曲は単体では単調だが、先を急ぐような速度感が映像に上手く乗る。 [review] (煽尼采) | [投票] |