「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
カサノバ(1976/伊) |
過剰な色事について描いているわけだけど、過剰な何かは何であれどこか滑稽である。夢中で食事していると突如そのことを恥ずかしく感じさせる力がこの映画にはある。 (ジェリー) | [投票] | |
放蕩の果ての虚脱や狂乱が行き着く諦念といったフェリーニのお手盛りモチーフだが今更なので対象への無共感が滲み出る。サザーランドは原型を留めぬまでに上塗りされ、贅の限りのセット美術と人工世界の構築にのめりこむ。まるで年寄りのオナニーだ。 (けにろん) | [投票(1)] |