「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
河(1997/台湾) |
首曲がっちゃった、ってのは面白いと思ったけど、ちょと全体的にすかすかだなぁ。そこを見せたいんだろうけど・・・。 (tomcot) | [投票(1)] | |
河に浮かぶマネキンと生身の肉体、首が曲がらない奇病の痛みや他者の肉体と触れ合うこと、それらを通して身体感覚を取り戻していく(ちょっとソクーロフっぽい)。描きたいことは分かるが、本作のミンリャンは象徴性が前面に出てきて正直たるい。いつもよりユーモアが少なめなのも辛い。 (赤い戦車) | [投票] | |
夢も希望も無くても人は喰い寝て排尿し性交する、その様が哀しく侘びしい。相変わらずの閉塞感と孤独感の世界だが序盤の展開はフェリーニやアントニオーニを彷彿とさせる虚無感満載。それだけにギリシャ悲劇めいた後半が著しくバランスを崩した。 (けにろん) | [投票(2)] |