「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
バティモン5 望まれざる者(2023/仏) |
愚鈍な代理市長(アレクシス・マネンティ)は、他者の思いを理解(想像)する努力を放棄して自身の理解力のなさを胡麻化そうとする。迷惑な話だ。洋の東西を問わず、公(おおやけ)という概念が理解できない者に権力という「ちから」の使い方が理解できるはずがないのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
俺なんてダメっすーなんて言ってる奴が一番ヤバいというシニカルな洞察と移民集積区の多層な現実を熟知したラジ・リのパノラミックな市長選記の様相が一変してしまう後半は牽強付会の感。だが細部のリアリティの積み重ねとノーブルなディアウの良さ。 (けにろん) | [投票] |