「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
彼らは生きていた(2018/英=ニュージーランド) |
映像と音声で“肉体”を再生し時空を埋める試み。古びた白黒映像が色を得る瞬間が衝撃的。生々しい「血色」を取り戻した100年前の若き兵士たちの、あどけない表情にひとり一人の個性が滲み、ナレーションを廃し間断なく流れる100年前の「証言」がリアルを担保する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
動きのギクシャクしたモノクロ記録フィルムに、証言者の語りが重ねられる、よく見るようなドキュメンタリーだなと眺めていると…画面がビスタサイズにグッと広がり、映っている彼らに突如生命が吹き込まれる。映像の持つ力をまざまざと感じさせられる。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |