★3 | 親ガチャ階級制からなる羨望・嫉妬・やっちゃる感を延々と見せられる、、、「人よりいい生活をしたい、しているか」といったもんを比較対照しなければ自我を満たせない人間から産まれてくる子供の幸福度は裕福な家庭どうこうとはまた別問題だ。利己的・合理的やら虚飾がアドバンテージとなる社会においてのあのラスト。遣りきれない。 (クワドラAS) | [投票] |
★4 | 画面に温度(温もり)のようなものがあるとすれば、過去は常温で、現在は徹底した低温、いや脱温で描かれる。撮影監督ピオトル・ニエミイスキの無機な質感と大間々昂の不穏な旋律が石川慶の脱ウェットな語り口を支え、邦画の悪しき慣習の打破を試みる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 「パンが無ければお菓子を食べれば良い。」と言ってしまえる無自覚な傲慢/愚行は誰にでもあるのだ。
内部/外部、正規/非正規、管理職/組合員・・・優位なネットワークの内にいる者はその権益に無自覚或いは
気付かないフリをし、好きで得たものでは無いとまで嘯かせる。 [review] (Soul Driver) | [投票(1)] |
★5 | 原作未読。直截的な描写はないのに、カンバセーションとモノローグだけで起こった事実を具体的に想像させ、補完させてしまう登場人物たちの演技力に脱帽。また、観終わった後にいろんなことを匂わせる脚本も秀逸。最近観た中ではトップクラスの不気味な余韻と後味の悪さ。そしてもしかすると......(追記は後日原作を読んでのものです) [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |