★5 | 山岳映画には秀作が多い。それは生死を賭けた一瞬が我々に強く人生の意味を教えてくれるからだ。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | 的確なショットを重ねることで、登攀という行為に於ける、またその行為を取り巻く状況との間にある、距離感を演出する構築性。登山道具「ハーケン」の名が出るたびにハーケンクロイツを連想させる時代背景も効いている。だがヒロインの人物造形は痛恨のミス。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | 山岳シーンの過酷さと非情さ。国威発揚に加担する新聞社の能天気。複雑な心境を秘め微妙にふるまうオーストリアの登山家や金持ち観光客。その間を右往左往する意味不明な女の唐突な言動が、いつしか止まらぬ勢いとなって、何がなんでも「愛」でまとめる強引ぶり。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 1936年7月18日。アイガー北壁の登攀史を知っている者が見たらこの映画の結末はその日付だけでわかってしまう。パーティが初完登に成功したのは1938年7月24日だからだ。つまりはそういう映画。ネタバレしていようと実話の重みはやはり違う。雪崩・落石・凍傷・そして。力尽きる男たちの一部始終。 (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 脚色もあるのかもしれないけど、実話という足枷があるせいか(どっかで聞いた話だし)、決定的に盛り上がりに欠ける。無茶な活劇「クリフハンガー」が大好きな身としては、物足りなさがあります。 (takamari) | [投票] |