★4 | 舌足らずとも思うが一徹に言いたいことを言おうとしている。それは全てに抗した者のみが愛を全うできるというみたいなことだろうか。『羅生門』な森林と『山椒太夫』な湖畔が彩る似非中世のアンビバレンツとパンキッシュな音楽の融合。その味は悪くない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 「蘇り」に力点が置かれているという決定的な相違はあるものの、和製『デッドマン』といった趣きが強い。「森林」や「小舟」が重要なモティーフとなる「移動」の物語。常識に囚われない、しかしどこか土着的な真実味を伴った生死の在り方(生死の境界の曖昧さ)。生々しくも戯画的な暴力描写。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 音楽が地鳴りを感じるような荒々しさ。全編異様に鳴り響く。なかなか面白い音だ。映像で写される下北風景と融合して、人間の業というものを追求する。
[review] (セント) | [投票] |
★3 | 「引く/引かれる」運動一点張りで全然喋らない中村達也と草刈麻有間の空気が良い。そのため、草刈が初めて喋る場面の工夫の無さにがっかり。ロケーションには見るべきものがある。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 以前見た三池監督の「IZO」によく似た感覚を受ける。最初の10分は惹きつけられるものがあるが、だんだん興味を失っていく感覚。ちょっと惜しい。 (Soul Driver) | [投票] |