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蘇りの血 (2009/日)
The Blood of Rebirth
[Drama]
製作 | 千葉広二 |
監督 | 豊田利晃 |
脚本 | 豊田利晃 |
撮影 | 重森豊太郎 |
美術 | 原田満生 |
音楽 | TWIN TAIL |
衣装 | 伊賀大介 |
出演 | 中村達也 / 草刈麻有 / 渋川清彦 / 新井浩文 / マメ山田 / 板尾創路 / 松岡恵望子 / 松岡璃奈子 / 鈴木卓爾 |
あらすじ | 何時の頃か、何処での話かは定かではない。大王(渋川清彦)が統治する村に招かれた按摩オグリ(中村達也)は、大殺戮の果てに唯一生かされて残った姫テルテ(草刈麻有)に出会い逃げろと告げた。業病に冒された大王はオグリを囲おうとするが、意に添わない彼を結局惨殺する。そして、冥界で現世へ戻されたオグリは餓鬼阿弥となって逃げたテルテと再会したが…。熊野の小栗判官の伝承説話を題材に下北半島でオールロケされた豊田利晃監督第6作。 (けにろん) | [投票] |
舌足らずとも思うが一徹に言いたいことを言おうとしている。それは全てに抗した者のみが愛を全うできるというみたいなことだろうか。『羅生門』な森林と『山椒太夫』な湖畔が彩る似非中世のアンビバレンツとパンキッシュな音楽の融合。その味は悪くない。 (けにろん) | [投票(1)] | |
「蘇り」に力点が置かれているという決定的な相違はあるものの、和製『デッドマン』といった趣きが強い。「森林」や「小舟」が重要なモティーフとなる「移動」の物語。常識に囚われない、しかしどこか土着的な真実味を伴った生死の在り方(生死の境界の曖昧さ)。生々しくも戯画的な暴力描写。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
「引く/引かれる」運動一点張りで全然喋らない中村達也と草刈麻有間の空気が良い。そのため、草刈が初めて喋る場面の工夫の無さにがっかり。ロケーションには見るべきものがある。 (赤い戦車) | [投票] | |
以前見た三池監督の「IZO」によく似た感覚を受ける。最初の10分は惹きつけられるものがあるが、だんだん興味を失っていく感覚。ちょっと惜しい。 (Soul Driver) | [投票] | |
音楽が地鳴りを感じるような荒々しさ。全編異様に鳴り響く。なかなか面白い音だ。映像で写される下北風景と融合して、人間の業というものを追求する。 [review] (セント) | [投票] |
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