「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
カティンの森(2007/ポーランド) |
撮影、演技、美術など全て上質。終盤は話が拡散しすぎて散漫になりかけるが、あまりの衝撃に言葉を失うラストシーンで引き締めた。80代で撮ったとは思えない、実に重く、力強い映画。 (赤い戦車) | [投票] | |
深度ある撮影と真摯で節度ある演技。時系列に単線な展開の前半は良い。しかし、「その時」を経過し分散された物語は暗澹たる閉じた過去と未来へとのみ向けられる。それが悪いとも思わないが、なら収斂する作劇無きラストの座りが悪過ぎるのだ。 (けにろん) | [投票(2)] |