★4 | 少女の母への想いが醒めて見えるほどに退いた視座を保持している。過度にサディスティックな義父や偏執的にグロテスクな迷宮に対しても同様に均質な距離を感じ、逆説的に構造の歪さを増幅する。ラストの違和感も確信犯だろう。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | 魅力的なモチーフをほぼ完璧に料理。ダーク・ファンタジーの傑作。★4.5 [review] (ドド) | [投票(1)] |
★3 | よくできてるんだけど暗いですねえ、幻想も現実も等しく暗い。グロくてもいいんですよ。グロくなくてもいいんです。魅力的な細部はたくさんあるのに、パッと世界がはじけて映画に火が灯るような瞬間がとうとう訪れない。それが問題なんだと思う。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★3 | 観客の考え方にまかせた筋立てとかは別にいいんですが、現実世界の過酷さが素直にファンタジーとして楽しめない足枷に感じました。まあそこら辺も監督の思惑通りなのかもしれませんが、もう少し明確な救いがあってもよかった。 (takamari) | [投票] |
★4 | 人にとって幸せって何だろうね?なんて事を考えさせられます。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 過酷な現実からの妄想逃避だとしたら、やたらグロで複雑過ぎる気がする。私は端っから王女復活の物語と信じ切り、適度に可愛くも微妙に可愛くなくも見える少女(ものすごい美少女じゃないのがいい)の頑張り屋さんぶりに目を離す事が出来なかった。ラストの感慨深い表裏一体感に多大な貢献をした冷酷無比な大尉の存在も忘れてはならない。 (クワドラAS) | [投票(2)] |