日守新一の映画ファンのコメント
大学は出たけれど(1929/日) |
元々70分あった映画を11分しか見ることができないということが腹立たしくて仕方が無いが、それはそれとして、11分でも見られたことを喜ぼう。さらにこの11分間の奇跡のような美しさに幸福を感じよう。何といっても田中絹代の可愛らしさが輝くばかりだが、現存するラストカットの潔さはことさら愛おしい。 (ゑぎ) | [投票] | |
これは本当に小津安二郎の作品なんですか? キャメラが低くない…。[BOX東中野] (Yasu) | [投票] | |
就職が決まって意気揚揚と新妻が待つ家へ帰ってくるワンショットがどしゃ降りの雨。きっとこの雨の前後にドラマティックなエピソードがあったに違いない。ラストで省線に向かって手を振る若き妻(田中絹代)の後ろ姿がそれを物語る。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
映画のタイトルは当時の流行語になったらしいが、人生はこう生きるべきだという黒澤明的主張を映画の中で一度もすることがなかったこの巨匠は、こうした人生の宙ぶらりん状態を描く名人だった。 (ジェリー) | [投票] | |
田中絹代の最後の表情がよかった。 [review] (tredair) | [投票] |