★5 | シナリオはぎりぎり及第=内容は平均。けれど、景色で5点。芒で5点。湿地で5点。モノクロで5点。空気の作り方抜群。DVDのプライベートの映像特典がハナマル。 (氷野晴郎) | [投票] |
★4 | 鬼とは実は人間であるという至極真っ当な暗黒メルヘン。天下が動乱するとき人心もすさぶ。そこに生きる者たちは、自らの欲望に忠実なだけで、己の心がすさんでいるなどとは微塵も思いはしない悲劇。徹底的に無駄を削いだシャープな黒田清己の撮影は必見。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 風、草の擦れる音、川のせせらぎ…そして男と女。
日本のおぞましくも美しい原風景がここにある。 [review] (ピカレスク) | [投票] |
★4 | 音羽信子は昔は結構大胆な演技をしていてのだね・・・・感心しました。 [review] (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | 当時のホラー映画?今観ると古臭い即物的なホラー表現を抜きにしても、人間の欲望や愚かさの心理描写は秀逸。乙羽信子は相変わらず巧いが、吉村実子は大根過ぎて呆れた。['04.1.20VIDEO] (直人) | [投票] |
★4 | 登場人物がとても人間的で、それがとても率直で、だから目を背けたくなるし、恐れも感じる。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | シンプルにできとるぞよ。野生の女の食欲と性欲。『もののけ姫』の世界観と
ぜんぜん違うぞよ。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(1)] |
★4 | 仏教説話系なのかと観ていると次第に混乱し始め、ついに何の教訓でもなくなる。巧いものだ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 婆ぁも一緒に3P・・・おっとこれ以上は言うまい。これと同年に『砂の女』が公開されているのが興味深い。
[review] (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 乙羽信子の熱演には感服するものの、やはり当時の彼女は鬼婆と呼ぶには若すぎるし、健康的すぎる。 [review] (づん) | [投票(2)] |
★3 | 乙羽信子の胸をはだけての熱演は買えるが、この時代ではまだおばさんがいい所であり、いくらメイキャップや照明を凝らしたところで「鬼婆」が演じられる訳がない。ラストに至る展開は秀逸なのだが、これだけTVや漫画で模倣作が出尽くした今では、恐怖もなにも味わえないのが残念。 (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 男を求めてまっしぐらに走る女。それを鬼の仮面で防ぐ姑。自分もしたいのだ。そんな、人間のあけすけな気持ちを荒れすすき野原で体現する。人間の根源的な欲望を探るのは新藤の永遠のテーマ。妖怪話に徹するとユーモアと哀しみさえ浮かぶ。 (セント) | [投票] |
★3 | アイディアとしては感心する部分があるものの、映像はもうちょっと上のものを見たかった。 [review] (t3b) | [投票] |