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タモリさんのコメント: 点数順

★4活きる(1994/香港=中国)中国の近現代史の視点から考えたとき、ようやく真実に近いと思える作品だった。国民のためを思った躍進政策の影で、その国家によって子供を失う悲しみを国民はどこに叫んだら良いのか。[投票(1)]
★4ひとごろし(1976/日)社会の底辺に生きる人々や、弱い心を持った人々の視点を持つ山本周五郎の原作だけに、それをイメージに似合わず好演する松田優作と、それに対比して堂々たる剣豪ぶりを見せる丹波哲郎がそれぞれはまっている。風景を美しく切り取ったカメラも秀逸。[投票(1)]
★4最後の億萬長者(1934/仏)こんな面白い物語、今のハリウッドならリメイクの触手を伸ばしそうだが、失敗しそうなので、このままこの作品を語り継がねばならない。[投票(1)]
★4エリザベス(1998/英=インド)ケイト・ブランシェット・・・この女優はこれからの映画界を引っ張って行くはず。これだけの演技の幅を一つの作品で見せてしまうのだから。それに顔がクラシックだから、古典にも似合っているし。[投票(1)]
★4風と共に去りぬ(1939/米)この作品を観てからというものの、女性と知り合うたびに、「この人はスカーレットだ」とか、「この人はメラニーだ」と分けてしまう。[投票(1)]
★4少林サッカー(2001/香港)日本の女優はここまで出来るのか?そして、ジェット・リーのファンも観るべし。画面の奥までしっかり観ていると、芸の細かさが分かる。[投票(1)]
★4喜劇王(1999/香港)これぞ「特別出演」という冠にふさわしい出演の仕方。ジャッキーです。[投票(1)]
★4インサイダー(1999/米)社会派&ラッセル・クロウの演技に目が行ってしまいがちだが、アル・パチーノののめり込んだ演技が見落とされがちなのが悲しい。[投票(1)]
★4ジャッキー・ブラウン(1997/米)過去の2作よりも人物が絞られた“豪華共演歌舞伎”となっている。人物像形も深くなっているし、それぞれの人生が重なり合うデパートのシーンは特に秀逸。[投票(1)]
★4黄昏(1981/米)作品の物語からして、もしもピーター・フォンダが出ていたら…とどうしても思ってしまう。[投票(1)]
★4ショコラ(2000/米)出てくる食べ物が本当に美味しそうだったのと、微笑ましいストーリーとたくさんの女優陣というケーキの上に、ジョニー・デップという、見栄えが良くて美味しそうな苺が乗っている印象。この苺は決して飾りだけには終わっていない。[投票(1)]
★4シッピング・ニュース(2001/米)これまでのハルストレム作品には無い全編に渡っての感情の抑圧が、島の天候、演技派の役者達の巧さと相まってしっかりと伝わってくる。しかし、ラストで“癒し”はあるものの全体が重々しいので、見終わった後の感動に欠けてしまった。[投票(1)]
★4長い灰色の線(1954/米)夫婦愛、師弟愛を描かせてもフォード監督はしみじみとさせてくれる。黒澤監督の遺作である「まあだだよ」がオーバーラップした。[投票(1)]
★4リバティ・バランスを射った男(1962/米)ジョン・フォード監督が作った西部劇をテーマとした「詩」としては、情感のこもり方や、在りし時代への惜別感と言い、間違いなく彼最後の名作。役者達がそれにしっかり応えているのも嬉しい[投票(1)]
★4捜索者(1956/米)朝鮮戦争下であり、ネイティブ・アメリカンを北朝鮮に重ねたのでは?同じ地域に住みながら戦ってしまった時期があったことをこの時期に描いたと思う。[投票(1)]
★4黄色いリボン(1949/米)モニュメントバレーを進む哀愁溢れる指揮官率いる騎兵隊の頭上では雷雲が光るという映像に驚嘆。ジョン・フォードは、何も言わずともあっさりと映画を作ってしまうところが凄い。[投票(1)]
★4ラッシュアワー2(2001/米)「前作よりパワーアップ」という宣伝が多い中で、これは確かにパワーアップしている。そんな中で、チャン・ツィイーは語学が苦手そう…というのが一番印象に残った。[投票(1)]
★4日本侠客伝(1964/日)これこそ純粋な日本の任侠映画。今の世にこういう男たちはいるのだろうか?[投票(1)]
★4デルス・ウザーラ(1975/露)黒澤監督が映画を撮れることの喜びを噛み締めているのが感じられる。テーマから言っても、入魂の一作と呼んで良いと思う。[投票(1)]
★4リーサル・ウェポン4(1998/米)ラストバトルでリッグス達を睨み付けるリンチェイが、どうしても悪役の目ではない。あれは、復讐に燃えるヒーローの目だ。[投票(1)]