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水那岐さんのコメント: 投票数順

★3ゼブラーマン(2003/日)「完全なオトナのための正統派ヒーロー物」が骨格なのだから、もっとシニカルで悲哀を込めたストーリーで良かったと思う。オタク的行動がディープでないのは世間の常識人に対する配慮か?鈴木京香の色っぽさは出色。 [review][投票]
★2俺の血は他人の血(1974/日)「筒井康隆本の映画化に傑作なし」のジンクスを覆せなかった。原作からはみ出たフランキーが邪魔でしょうがなかった。[投票]
★3∀ガンダム I 地球光(2001/日)冒頭はツギハギな編集のアラが見えすぎて「これを2時間見続けるのか…」といささかウンザリ気分だったが、後半に向けてダイジェストの手腕もだんだんに上がり、楽しめるようになった。 [review][投票]
★4サロメ(2002/スペイン)ダイナミックにして官能的な群舞。眼すらも雄弁に激情を語ることを考えれば、舞台を観るのとはまた別の、得難い体験をさせてくれる映画と言えるだろう。ただし冒頭から続くドキュメント・タッチの説明部分は、いささか点数を割り引いて観ざるを得ないのだけれど。[投票]
★2涙の季節(1969/日)ピンキーとキラーズも、「涙の季節」の歌詞も全く本筋とは関係ないドタバタ喜劇。歌謡映画としての出来は残念ながらスカ。[投票]
★1式日(2000/日)世界のオタクの憂鬱を独りで背負ってることを誇りにしてるような輩と、ひとりの不思議…つーか不気味ちゃんの極めて童貞的なラブストーリー。正直全部観切るのは一種の苦行だった。[投票]
★2夕陽の丘(1964/日)ムード・アクションとやらの第1作だが、裕次郎がウジウジして少しもカッコ良く見えない。女のことでも義理のことでも、何か行動を見せると思えばすぐ懊悩のポーズだ。このシリーズ中でも鳴かず飛ばずで終わったように思えるのも、無理からぬことと考える。[投票]
★1霧の中の男(1958/日)自分の悪行を何でも他人のせいにしてきた男が、甘ったれたままにママ代わりの女の腕の中に戻ってゆく物語。もう慎太郎のナルシズム映画は観まい、と固く誓った。 [review][投票]
★1フランキー・ブーチャンの続・あゝ軍艦旗 女護ガ島奮戦記(1957/日)フランキーも市村もきわめて白痴的な演技を強いられているせいか、さっぱり笑えない。それだけならばまだいいが、エンディングの取ってつけたような「海ゆかば」で全く冷え冷えとした気分になってしまった。[投票]
★2素晴らしき遺産(1960/日)ブラックコメディと思いきや、無理矢理な家族揃っての思考コペルニクス的転換。ここらへんがB級プログラム・ピクチャーの醍醐味と言えないことも…ない…か?ホントに…?[投票]
★3ウルトラマンG〈グレート〉 ゴーデスの逆襲(1990/日=豪)曲りなりにもオリジナル脚本、オリジナル怪獣ですからね。その辺『ウルトラマンパワード』とは明確に区別して評価しないと。[投票]
★4ジプシー(1993/米)ベット・ミドラーと娘の意志の食い違いが主になっていたように記憶している。ミドラーは去られてひとり残される女。強いが別の意味で弱い女がよく似合う。[投票]
★2六神合体ゴッドマーズ(1982/日)放映当時から、女子高生のアニメファン向けと明確にターゲットを絞った作品。美少年兄弟を、藤川桂介がいたぶって、いたぶって、いたぶりまくる!横山光輝原作とは銘打ってほしくない一作ではあるなぁ…。 [review][投票]
★2ブラックホール(1979/米)何故か知らねど、ボロをまとって両手を大きく広げたまま、宇宙船の上に仁王立ちしてブラックホールに吸い込まれていくおっちゃんの姿が、強烈に脳裏に焼き付いている。こんなシーンがほんとにあったのかご存知の方はお教えください、と書こうと思ったがさほど気にしていない。[投票]
★2続・座頭市物語(1962/日)前作におんぶにだっこ、その上でがくん、とスケールダウンの一作。せっかく若山富三郎を連れてきても宝の持ち腐れ。今更、平手造酒の墓参りをしてみたところでダレるばかり。ラストも乱暴なぶつ切り…。[投票]
★3レザボア・ドッグス(1992/米)なるほど、アメリカ人の男はピンクよりイエローになる方がイヤなワケだな。それは決して、いつもカレー食ってるデブだからという理由ではないんだな。 [review][投票]
★2美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人(1994/日)幾原邦彦監督作品でないのは痛いところ。メインキャラながらエピソードの少ないルナの恋物語ということで、お子様向けとしてはこれでいいのだろうが…人数の増えたセーラー戦士たちは完全に脇役に廻ってしまった。[投票]
★3日本一の若大将(1962/日)これを観て『ゴジラ』の福田純ではない、『若大将』の福田純であることを再認識。グローバルな視点は持ち得ないが、軽妙な喜劇は水準作を撮れるのだ。だが加山は「若大将」と気取りつつ、結局は家や周りの人間に頼っているのであるよなぁ。[投票]
★2修羅雪姫(2001/日)ドニー・イェンの殺陣と悪夢的な都市像は見事なもの。しかし、脚本のダメダメ感は覆い尽くしようもない。なんでこの映画をリニューアルするだけのためにSFをデッチ上げる必要があったの?[投票]
★2花咲く乙女たち(1965/日)幸せを仲間と分かちあおう、というテーマはいいだろう。だが、主人公たちは見るかぎり「仲間」のワン・オブ・ゼムには見えない。美点が彼らを目立たせているというより、彼らは最初から皆などどうでもいいようにしか見えないのだ。 [review][投票]