すやすやさんのコメント: 更新順
25時(2002/米) | モンティは”アメリカ人”であり、”アメリカ”を体現している。原作のテーマはわからないが、9.11との化学反応により、クールかつ抑えた演出にかかわらず、これまでのどのスパイクー・リー映画よりも、すさまじいメッセージ性を獲得した。 [review] | [投票(11)] | |
たそがれ清兵衛(2002/日) | 『ラストサムライ』がゴテゴテに脂ののりまくったステーキならば、この映画は素朴な香りが匂い立つ、清廉な喉越しの蕎麦といえるだろう。蕎麦を食べたときに思う「あぁ、日本人に生まれてよかった」の感覚がこの映画にはある。ハリウッドに媚びず、かつ日本人の誇り高きオリジナリティを持った傑作。 | [投票(5)] | |
ドリームキャッチャー(2003/米=カナダ) | 前半は先が読めなくてかなりおもしろいのだが、アレが出てきた以降は急に普通の○○映画になる…。どーせやるなら、『サイン』くらいのトンデモオチが欲しかった。 | [投票(3)] | |
リターナー(2002/日) | 『キルビル』を評価するなら、この映画も評価すべきだろうなぁ。ネタが違うだけでやってること同じだもん。あと、ネタ元がもっとマニアック(普通の人がわからない)ならば、もっと評価されたかも。とはいえ→ [review] | [投票(2)] | |
グッドフェローズ(1990/米) | 「愛しのレイラ」のあのフレーズを使うなんて、選曲のセンスあるよなスコセッシ。 | [投票] | |
最‘新’絶叫計画(2001/米) | 冒頭のエクソシストネタは結構笑えるが、それ以降がなぁ…。しかも、異常なまでに短い。いいのかこんなに短くて? | [投票] | |
ワンス・アンド・フォーエバー(2002/米) | どうも釈然としない…。コレがもし、太平洋戦争の日本人として描いたら、みんなは評価するのだろうか? 太平洋戦争に出兵した日本兵だって、この映画で描かれる兵士に負けるとも劣らない、誇り高く勇敢な兵士がいたと思うのだが…。 [review] | [投票(3)] | |
ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米) | アメリカにもこういう人がいることがわかって安心した。アカデミー賞のあのスピーチは最高だ!!あの時にあんなこと言うなんて大した度胸だ!ブーイングどころかスタンディングオベーションするぜ!!かつ、彼にアカデミー賞をあげたアカデミーもイカス! [review] | [投票(2)] | |
デッドコースター(2003/米) | 実に潔い。いかに不快に人を殺すことしか考えてない。本気で「ウギャー!!やめてー!」というガラスを爪でひっかくような映像は、様式化しギャグにしかならなくなったホラー映画とは一線を画している。これR-15にしなくていいの? [review] | [投票] | |
インファナル・アフェア(2002/香港) | 中盤までの緊張感高まる丁々発止は、追い込んだ状況と細かい描写によって素晴らしい出来映えである。しかし、ラウの心理描写が足りないために終盤への流れが失速気味。 | [投票(1)] | |
ザ・コア(2003/米=英) | ムキになって論じるほうがヤボに見えてしまう、トンデモ映画。『アルマゲドン』どころではない、あまりのデタラメぶりに突っ込むどころか、清清しささえ感じる。よくこんな話に金だすよなぁ…。別の意味で感心した。 | [投票] | |
ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | 日本を描いた外国映画としては現在のところ最高の部類に入る。が、しかし長いわりに描き方がステレオタイプなので見ていて飽きる。 | [投票(1)] | |
ハルク(2003/米) | ハルクが暴れれば暴れるほど観客の居心地が悪くなるという、構造的欠陥が致命的。『ランボー』を見ている感覚に近いか…。ただし、”怪獣映画”と思って見てれば、このスピード感は特筆すべきものがあり、戦車のジャイアントスイングなどは、なかなかの爽快感である。 | [投票] | |
デアデビル(2003/米) | 暗い、設定がアホ、殺すべきやつを殺さずに雑魚はやたらと殺す、弁護士なら弁護で悪人を倒せ!!などと、穴をあげたらキリがない映画なんだけど、一つ一つの要素がバカバカしくて、チャーミングなので見ていて飽きない映画。 | [投票] | |
ランボー3 怒りのアフガン(1988/米) | 今見ると、本当にランボーという男はアメリカという何でも自分の都合のいいように歴史や世論をねじ曲げる国に振り回されている人なんだなぁとしみじみ思う。 | [投票] | |
スコーピオン(2001/米) | 時々こういう映画に出る、カート・ラッセルの仕事選びのセンスが素敵。アニキったら、もう歳なのにあいかわらず、やんちゃやねぇ。 | [投票(1)] | |
フォーン・ブース(2002/米) | シリアス版スネークマンショー…。アイディア一発で終わっているので食い足りない。 [review] | [投票(1)] | |
ニューヨークの恋人(2001/米) | 完全にヒュー・ジャックマンの映画。ワイルド系(がしかし、誠実)の役しかできないかと思いきや、なかなかの紳士な侯爵(やっぱり誠実)ぶりは拾いモノ。恋愛モノのしてはどうかと思う展開だが、カルチャーギャップのラブコメだと思って見てれば結構楽しめる。 | [投票] | |
スズメバチ(2002/仏) | 劇場で見てないせいか、のべつまくなしに撃たれている銃弾にダレてしまう。ドロボーの現場に装甲車が突っ込んでくるのも無理矢理な感じがするし、籠城戦のとはいえ、宇宙船とか南極基地ってわけでもないので「だれか助けに来るんだろう」という安心感があってどーにも、もりあがらなかった。 | [投票] | |
日本海大海戦(1969/日) | 今見ても、なかなか見応えのある映像です。しかし、日露戦争を2時間で描くのはちとキツイか。だれか、現在の映像技術で「坂の上の雲」を映像化してくれ。 [review] | [投票(2)] |