あれだけいいキャラクターや世界観を持っていながら、映画になるとこのレベル！？そもそも、メインとなる事件が、致命的にしょぼすぎる。みたらし団子の串は、しっかりしてないとさ。この映画には甘ったるい団子が１００個くらい刺さってんのに、全部床に落ちちゃったよ。てか、団子刺し過ぎだし。まあまあ美味い団子なのにね。 献血を呼びかけるところは最悪。何が言いたいんだ！？あのシーンをよく脚本に書けたなあ。ちょっと信じられない。 撃たれるのも、どうなの！？メインの事件があれじゃあ、話が盛り上がる訳ないからって、あの安直な展開？？そして、死体の描き方はあれでいいのか！？完全に、「物」になってるぞ、死体が！！事件を起こすために人は死んでんじゃないんだぞ。

今までの、「警察ごっこ」的なドラマから、脱却したのが踊る大捜査線じゃなかったの？これじゃ、警察ごっこだよ。なんか、ファンタジーじゃん。 製作者は外へ外へ、話を広げたかったんだろうけど、すべてが内へ内へ向いている。でっかく見せたかったのに、ちぢこまっちゃったみたいね。 事件は現場で起きている？ ばかー！！事件は撮影所で起きてんじゃねーんだぞー！！ この映画自体がお遊びなのか！？ ちゃんとした深い事件の周りにお遊びがあるから踊るは面白かったんじゃないのか！？ ディティールに頭を使いすぎなんだよ！！ 木を見て森を見ずとはまさにこのことやね。 この種の映画に絶対に必要なカタルシスが、しょっぱなの訓練にしかないって、どういうことやねん！？！？！

あー・・・もう、こんなこと書きたくないよ・・・。