私なりの解釈。

気になってしょうがなかったのがヴィアンヌが大事にしてた灰の入った壺（？）

あの壺ってヴィアンヌがすがってたものであり、祖先より伝わる決まり切った生き方を示してきたものだったと思う。

それまでヴィアンヌはいろんな町にチョコの力で挑戦して失敗してきた。（と思う）チョコを信じて、かたくなに自分の生き方を押し通してね。結局それって、村の村長であり、それを許してきた村と一緒って事。

娘によって壺は壊された。それと同時に、チョコは初めてほんとの魔法を発揮した。それもヴィアンヌの手ではなく、チョコに惹かれたみんなの手によってね。壺が壊れて、みんなのチョコを作る姿を見たとき、ヴィアンヌはそのことに気づく。

ヴィアンヌも村もみんな、娘によって救われたって事かな。追放された飲み屋の男を除いてはね。（これはこれで酷いよな）　そう思う事で娘が物語を進行してたのにも納得。

こういう話ってあくまで童話だと思う。過程はどうであれ、「伝えたい事」を素直に受け取るだけ。「伝えたい事」最後の神父の説教、それだよね。