[コメント] 座頭市物語(1962/日)
盲目のヤクザが唯一心許した男が、まるで鏡像のように似た境遇の敵だった。川。葦のさやぎ。風。すべてをひりひりと触覚で感じ続けた男を、怪物でなく人間として描いた第1作には、いいようのない抑えた凄みがある。
(ジェリー)
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