★4 | 男の幸せを願う女は文系の邪念から男を救うのだが、自分は恋と憐憫の区別をつけられなくなる。そこに端を発する恋の光が見えない問題を物語自体は把握していない。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 恋する乙女のオーラが見えることが物語を転がす為にする感があり牽強付会の謗りを免れない。その七面倒くさい話は磁石の同極のような男女の恋擬きでイライラが倍化する。そもそも「光」の表現が易いしハイキー偏重も疑問。顛末はそりゃそやろとしか思えない。 (けにろん) | [投票] |
★4 | いかにも少女マンガな小さな世界のなかで、俗っぽい表現だが若い俳優たちがキラキラ輝いてみえる。一人の男を囲む女たちがとる何気ない立ち位置の距離や、さりげなく強調される「顔」の素直な饒舌さ。心情描写に芝居っ気がなく良質な清涼飲料のCM映像のような明朗さ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 我々が観たかった西野七瀬はこういうのなんだよ、とアイドル時代のファンとしては喝采を送りたくなる。馬場や平と合わせて30着ほど劇中で着替えてくれるのも目の保養。勿論、奥へのピント送りをするかしないかやわざわざ七瀬のうなじを映す画があったり、要所の演出も押さえていると思う。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 本作も『殺さない彼と死なない彼女』と甲乙つけがたい傑作。とても美しい映画。特に序盤の画面は綺麗と思った。大学構内。階段教室や学生食堂。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | わたくし大学に行かなかったもので、恋という概念を弄びながら(と見える)当たり前のようにいい店で飲み食いする大学生たちを見てまず思うのは「いい気なもんだぜ」「ただのカカシですな」「来いよベネット! 銃なんか捨ててかかってこい!」というあたり。 [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |