★5 | 小さいながらも家庭的な雰囲気にあった漁船とその乗組員たち。家父のように船員を守ろうとする船長の変容ぶりにまず脱帽。小さな漁船が霧に飲まれ、そこに一人の女を配置した時の不安定感は極上のサスペンス。と同時にラブ・ストーリーの一面も併せ持つ。だから韓国映画は怖い。そして強い。ラストのカットも見事。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 序盤の荒んだ状況描写や船内の美術など重厚である。ただ前半の衝撃的展開を過ぎてしまうと、後はありがちな展開を消費するだけ。顛末を中盤以降に置き加速的に狂気の蔓延を描いた方が良かった。過度に情緒的である必要もないが惨事への何がしかの思いも欠落。 (けにろん) | [投票] |
★2 | もっと面白くなりそうな設定なのに、起承転結のメリハリがなく話しを消化することに汲々とし、ダイナミズムが皆無で単調。さらに漂流物としての船の孤立性、機械室や魚そうの閉塞感、霧の圧迫感が描けていないので、対比としての人間の狂気が立ち上がらない。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | いろいろ期待して見たけど、題材の異色さに関心が入り込み、作品としてそれほど深みがあるようには僕は思えなかったかなあ、、。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 「船が揺れてない」問題と「漁師最強説」の落日 [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |