★4 | またしても見てしまうホン・サンス作品。この何気ないのほほんとした空気感が好きなんだよな。今回はフランスの大女優イザベル・ユペールを迎えて3つの、ある意味人を食ったような軽妙なお話である。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 実に豊かな映画的細部に溢れていて楽しい。特に会話を輝かせるアイデアの多彩なこと。煙草や歩行から突然の鳴き真似、傘、手を合わさせたり、ミニチュアの灯台。会話場面において背景にトラックや人が通りがかるショットでも全く作為が感じられない。ズームもダサさより撮り手の温もりが先に立つ。根本の部分で映画的な素養が良いのだろう。ロメールもだが、長回しの切り取り方にホウ・シャオシェンの影響も感じる。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 歩行運動の反復を繋ぎとして多用する点もあるが、俯瞰的物言いに全く嫌味がない点に於いてロメール的だと言っておこう。異郷で人は仮面を脱ぐ。当て書きされたかのような自我演技の狭間から生身の可愛い女が顔を出す。こんなユペール見たことない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | ライフガードとは現状維持のための保険。ライトハウスとは先を見通すための道しるべ。おせっかいな青年はまとわり付くが肝心の灯台はついに見つからない。会話の妙は封印し、物語の設定の重なりとズレに「女」を浮かび上がらせるホン・サンスの新たな挑戦作か。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |