「悪い映画じゃないとは思うけど、救いが無さ過ぎる、、、、」

これは、僕のオススメにしたがって、この映画を見た友人のコメントである。

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すべてを失っても、命を賭けてでも、とにかく、何をおいてでもやりたい何かが見つかった人間を、

人は不幸と呼ぶのだろうか？それを救いが無い人生と呼ぶのだろうか？

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いや、僕は、そうは思わない。

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むしろ、クソみたいな人生に見切りをつけて、リングに飛び込むことを選んだ主人公を、

いや、最後に飛び込むに値するリングが残されていた主人公をうらやましく思った。