[コメント] 黒い眼のオペラ(2006/台湾=仏=オーストリア) - 更新順 (1/1) -
異郷の地に無音の方法が効果を上げており『ブエノスアイレス』が想起されるが、この監督ならこの位は撮るよねという期待値以上のものがなかった。終盤の方向性はシニカルに感じる。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
ほんとに世界的にも独特な映像を見せてくれるツァイ・ミンリャン、またまったくほとんどセリフは見られず、ぽつぽつと観客は夢解きを強いられる。 [review] (セント) | [投票] | |
リー・カンシェンは風貌がチャールズ・ブロンソンに似てきてるような。「煙」が出てきてからの終盤は1カット1カットに力が漲っている。 (赤い戦車) | [投票] | |
視点の固定と台詞の排除、そして最小限の物語性がツァイ・ミンリャンのスタイルだが、本作は後者があまりにも先鋭化してしまいシャオカン、ラワン、シャンチーの関係が希薄で意味不明。これでは、せっかくのラストショットに込められた想いが伝わってこない。 (ぽんしゅう) | [投票] |