[コメント] 黒い眼のオペラ(2006/台湾=仏=オーストリア)
視点の固定と台詞の排除、そして最小限の物語性がツァイ・ミンリャンのスタイルだが、本作は後者があまりにも先鋭化してしまいシャオカン、ラワン、シャンチーの関係が希薄で意味不明。これでは、せっかくのラストショットに込められた想いが伝わってこない。
(ぽんしゅう)
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