[コメント] ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)
最近カレー味のオー○ックというポテチが発売されてるけど、早速買って食べてみた。
物足らない。
贅沢なんだろうか?
一緒に観た娘の涙から、若い方向きの映画だったんだろうと推測する。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昭和30年代を生きて来られた方は、この郷愁たっぷりのノスタルジックな映像に少なからず違和感をもたれたのではなかろうか? ワタシには、夕餉のライスカレーの匂いとか、街頭TVの興奮とか、遊んでいた子供達のきったない服装とか、当時の記憶を呼び覚ますものは感じられなかった。 単純に原作マンガと比較しても、茶川竜之介はかっこ良すぎ(若杉)。 原作の六ちゃんは男で、それゆえ男対男の遠慮のない愛情っぷりが涙を誘うのだけど、うら若い女性に設定したため、社長(堤真一)と異性間のへだたりを感じてしまった。 (それゆえ薬師丸ひろ子さんの味は出たかも知れんが)
東京の街並みはミニチュア・ワークとCG合成で素晴らしい。それゆえ当時の面影を知るものにとっては、もう少し匂いまでも再現して欲しかった。贅沢な望みでもないと思うのだが。 昔の人は希望を胸いっぱい持ってたから、あの頃を思い出して頑張ろう!なんて劇中で建設途中の東京タワーをシンボリックに扱ったメッセージは、どうも退歩的な気がするのだが。 メルヘンとしての「三丁目の夕日」を見たかった。
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