[コメント] 下女(1960/韓国) - 更新順 (1/1) -
アバンタイトルは窓寄りの導入部。カットを変えて、カメラは部屋の中へ入る。新聞を読む妻。下女と不倫をしたという新聞記事の話。子供2人があやとりをするワンカットの長回しで、クレジットが入る。いい出だしだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
余りにも本格的な撮影美術に余りにもトンデモ展開の昼メロ。ど派手な音楽がとてもいい。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
冒頭の綾取りの不穏さ。階段落ちの執拗さ。洗練にはほど遠い歪さで終始鳴り続けるピアノ。理屈ではなく心情で綴られたサスペンス。キム・ギヨンには思想性など微塵もない。あるのは常道を超えて暴走する表現パッションだ。それはときに観客の苦笑さえ誘う。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
女の執念の怖さはここにあり。韓国映画史に残る階段シーン。 (SUM) | [投票] | |
閉じた空間で渦巻く情念と欲望の地獄絵図。泥臭く原始的なドラマを極端にデフォルメした演出がかえって洗練を感じさせる。決して関わり合いになりたくない世界、なのに(だから?)一時たりとも目が離せない。(02.05.25@PLANET+1) (movableinferno) | [投票] |