[コメント] レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード(2003/メキシコ=米)
ジョニー・デップが役割でも見せ場でも完全に主役扱い。その分、バンデラスの存在は前作より小ぢんまりとし、サルマ・ハエックに至っては「おいおい、こんな扱いかよ」。前作を忘れて観た方がいいかも知れない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アクション場面としては、ドアを蹴破って追っ手を逃れるバンデラスが車に飛び乗り、また飛び移ってバイクに乗りこむなどケレン味あふれるシーンもあるのだけれど、やっぱりジョニー・デップの前では影が薄れてしまうのだ。出された肉料理が旨すぎるのでコックを射殺するデップ。敵の手中に落ち、両目を抉られたままガム売りの少年の目を借りて、敵を撃ち倒すデップ。やはりこの役は美味しすぎるのであるのだよなあ。
蛇足ながら、ギター弾き三人衆のギターケースの扱い方は、もうネタが切れたかな、という感じ。いくらなんでも爆薬詰めて走らせてドカン、はないでしょう。ギターケースが可哀想だと思わないのかっ!(笑)
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