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Kavalierさんのコメント: 投票数順

★2汚れた血(1986/仏)盗んだボウイで走りだす。[投票(2)]
★2ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日)イデオロギーが優先されてドラマが作れていない。同じ政治偏向映画でも『パトリオット』はまだ映画になっていたのではないか。歴史事実の正誤や俳優の演技以前の問題。 [review][投票(2)]
★4北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国)古い邦画等で使い古された題材だが、この映画が有効なのは中国は未だに近代化の渦中にあるからだろう。 [review][投票(2)]
★124アワー・パーティ・ピープル(2002/英)演奏シーンにナレーションを挿入とは、出直してこい![投票(2)]
★4トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米)「ガサツでチャーミングな女性」、「ナイーブな女たらし」と、近作において路線転換した主役の2人が、それぞれその転換した役柄を演じる。 [review][投票(2)]
★4リベリオン(2002/米)「ガン・カタ」はもちろん、低予算を逆手に取った社会・全体主義を徹底した荒涼な世界観がタマラナイ。十分に使用されずに捨てられた魅力的な設定は数あれど、騙し騙されな展開は監督の脚本履歴からかな。エミリー・ワトソンの発狂0.5秒前演技にドキドキする。続編希望。[投票(2)]
★2裸足の1500マイル(2002/豪)白人の自虐が溢れ、アボリジニの文化に対するリスペクトがまったく存在しない。差別を普遍化した問題に転じて問おうとする姿勢がまったくない。白人優位主義による、自虐的反省が透けて見えて非常に不快。あと、ここでの広角レンズの多用は映画の撮影としては有効に機能していないと思う。 [review][投票(2)]
★4アダプテーション(2002/米)悪くない、というか積極的に支持したい。 [review][投票(2)]
★4悪の階段(1965/日)再現度80%のフィルムノワール。想像するに作り手の「ジャンル・ノワールを作ろう」とする意図が、分かりやすい予定調和や説明セリフといった欠点になっているような気もする、が、映像と役者陣の演技と音楽のキレには痺れた。[投票(2)]
★5ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)不良児童文学的な子供時代の多くのエピソードにワクワクする。 [review][投票(2)]
★4恐怖のメロディ(1971/米)あのラストが語る物は。 [review][投票(2)]
★5フィツカラルド(1982/独)キンスキーの怪演と共に狂走する映画に、実話前提であるが故に無軌道なストーリー展開にどう落ち着くのだろう不安感が相まって異様なテンションで鑑賞。 [review][投票(2)]
★4靴をなくした天使(1992/米)現在においてキャプラ的ファンタジーをもう一度翻意させようと、様々エクスキューズを行う脚本の妙が楽しい。ダスティ・ホフマンは女性であるとか神、そしてこの作品のように、リアルでない役柄の演じさせたほうが非常にハマル。[投票(2)]
★4ギルダ(1946/米)変な映画。舞台も、恋愛も、友情も、諜報も、カジノも、ナチスも、ナレーションも、「胡散臭さ」にしか貢献していない。登場人物達の行動動機も意味不明な部分も多い。しかしその「胡散臭さ」で惹きつけてられ30分ごとに、ヘイワースが唐突に歌って踊るのが続くとストーリーなんぞどうでもよくなってくる。 [review][投票(2)]
★4波止場(1954/米)全編ロケ撮影らしいが、後半の重要な車中のシーンはなぜお笑い番組のようなあんな安っぽいセットでの撮影なのだろう。過剰な音楽演出も含めて興を削がれるシーンが多い。 [review][投票(2)]
★2ディスタンス(2001/日)(社会的に)理解不能の思想に殉じた家人の死因を(社会から隔絶された)異境で探索する遺族達。 [review][投票(2)]
★4ベルリン・天使の詩(1987/独=仏)適当に撮影した後に編集で繋いだなんて思わせないほど、一貫した演出下に置かれた膨大な空撮と移動撮影に音、セリフ、音楽が加味されたコンティニュイティの圧倒的な結実を見た時、ストーリーなんてどうでもよくなってしまうのだった。[2003.3.1][投票(2)]
★312人の優しい日本人(1991/日)[ネタバレ?(Y3:N4)] 揃えられたステロタイプの日本人らしき看板達が、興じる陪審員ごっこ。オリジナルはアメリカ人とは?と考えさせられたけど、これはそこまで奥が深くないなぁ。 [review][投票(2)]
★4祇園囃子(1953/日)自立した女性として倫理観を通そうとする2人に、戦後民主主義(資本主義)が、変わりゆく祇園の世界に、男に、形を変えて襲いかかる。 [review][投票(2)]
★4大いなる西部(1958/米)ペックはパターナリズムに毒された策士だ、このような人物を、他人を教化しうる清廉な人物として描くことには表現上の欺瞞を感じる。しかしながら、貧富や人間の清濁さといった概念を上方と下方の対比としてビジュアル化したワイラーの表現・演出力は、黒澤の『天国と地獄』にも決して劣らない。 [review][投票(2)]