★3 | 彼女の言いたくないが言わねばならない煩悶も絵図を仕掛けた性悪女の心理も描き足りないのでサスペンスが決定的に不足してる。ブレッソンのサディスティック志向開花前夜の半端さで、突風で舞い戻る手紙のショットは見事だが、そのケレンもらしくない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★2 | 不覚にも退屈してしまった。この嫉妬の心理劇は「心理を超えた者の影」を描き続けたブレッソンの作品群にあって反面教師的。ダンスシーンはいいが全体から浮いている。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 中〜後期ブレッソンの厳しさ・暴力性がない代わりに、この映画は実にきめの細かな画面を持っている。だが私は何よりも中盤エリナ・ラブルデットがアパルトマンで乱舞するシーンを愛する。こんなダンスの撮り方は見たことがない! (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 冷たい。この時点でこの台詞・心理描写をやってのけた故に映画史に残ることになったのだろう。 (SUM) | [投票] |
★4 | 美しい。本当に美しい。ロベール・ブレッソンだって、こんな絢爛たる演出をやっていたのだ!最初はブレッソンらしくなくて吃驚。しかしこの演出こそ『ラルジャン』迄に亘るスペクタクルの萌芽なのだろう。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | なんだか、ちぐはぐな感じ。なんかこのマリア・カザレスはディートリッヒみたい。 [review] (にくじゃが) | [投票] |
★3 | ブレッソン臭はああまりしないけど、ややこしく感情がもつれる話を比較的冷静に、調和のとれた形で描いている印象は受けた。 [review] (くたー) | [投票] |