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ブローニュの森の貴婦人たち (1945/)

Les Dames du Bois de Boulogne
The Ladies of the Bois de Boulogne

[Drama]
監督ロベール・ブレッソン
脚本ロベール・ブレッソン / ジャン・コクトー
原作ドニ・ディドロ
撮影フィリップ・アゴスティーニ
美術マックス・ドゥイ
音楽ジャン・ジャック・グリュネンワルト
出演ポール・ベルナール / マリア・カザレス / エリナ・ラブールデット
あらすじエレーヌ(マリア・カザレス)は若い恋人ジャン(ポール・ベルナール)の心が離れたと知って自分から別れ話を切り出す。しかし縋る素振りも見せない相手の態度に屈辱を受け復讐を決意する。いかがわしい踊り子アニエス(エリナ・ラブールデット)を落魄した素人娘に仕立て上げ、偶然を装いジャンと引き合す。ブローニュの森の滝のほとりで。目論見通り男は純真そうな彼女に恋心を抱き、冷たい態度に心を痛める。一方彼に惹かれ始めた娘もまた自分の過去に苦しむのだった。全てを告白して彼のもとを去るか、それとも…。葛藤を越えついに二人は結ばれる。しかしそれこそエレーヌの思う壺だった。復讐は成就した。はずだった…。[白黒] ()[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4冷たい。この時点でこの台詞・心理描写をやってのけた故に映画史に残ることになったのだろう。 (SUM)[投票]
★4美しい。本当に美しい。ロベール・ブレッソンだって、こんな絢爛たる演出をやっていたのだ!最初はブレッソンらしくなくて吃驚。しかしこの演出こそ『ラルジャン』迄に亘るスペクタクルの萌芽なのだろう。 (ゑぎ)[投票]
★3彼女の言いたくないが言わねばならない煩悶も絵図を仕掛けた性悪女の心理も描き足りないのでサスペンスが決定的に不足してる。ブレッソンのサディスティック志向開花前夜の半端さで、突風で舞い戻る手紙のショットは見事だが、そのケレンもらしくない。 (けにろん)[投票(1)]
★3中〜後期ブレッソンの厳しさ・暴力性がない代わりに、この映画は実にきめの細かな画面を持っている。だが私は何よりも中盤エリナ・ラブルデットがアパルトマンで乱舞するシーンを愛する。こんなダンスの撮り方は見たことがない! (3819695)[投票(1)]
★3 なんだか、ちぐはぐな感じ。なんかこのマリア・カザレスディートリッヒみたい。 [review] (にくじゃが)[投票]
★3ブレッソン臭はああまりしないけど、ややこしく感情がもつれる話を比較的冷静に、調和のとれた形で描いている印象は受けた。 [review] (くたー)[投票]
★2不覚にも退屈してしまった。この嫉妬の心理劇は「心理を超えた者の影」を描き続けたブレッソンの作品群にあって反面教師的。ダンスシーンはいいが全体から浮いている。 (寒山拾得)[投票(1)]
Ratings
5点2人**
4点11人***********
3点8人********
2点2人**
1点0人
23人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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