Kavalierさんのコメント: 点数順
リトル・ダンサー(2000/英) | 男なら、バレエよりロケットだ!(差別発言すまん) [review] | [投票(2)] | |
華麗なるギャツビー(1974/米) | 原作のまま。葛藤や内面ドラマが続く小説をそのまま映像化するから、可もなく付加もなく作品になってしまった。設定がひたすら羅列されていく映画。 | [投票(2)] | |
アメリ(2001/仏) | 「繰り返しの日常でも創造的に生きること」メッセージには多いに共感、でも・・・。モンマルトルという巨大な閉鎖空間での閉鎖的な人間関係の収縮と結束。最後にはカメラからフィルターを外した生の映像で、モンマルトルの外側か外側からの俯瞰を見たかったなぁ。結局、作品の世界観・雰囲気に観客が入り込めるか? | [投票(2)] | |
ファーゴ(1996/米) | 「悲劇」を喜劇にして描く以上、娯楽以上の何かが必要と思う。 | [投票(2)] | |
エアフォース・ワン(1997/米) | マインドゲームで引っ張れるだけ引っ張っといて→ [review] | [投票(2)] | |
バグズ・ライフ(1998/米) | 「箱庭」「作り物」が強く感じられるこの映画においてのCGには、壮大すぎるストーリーだと感じる。擬人化のあまり、一部のシーン・カットを除いて、小さい存在(昆虫であること)を強く感じさせてくれなかったのも残念。それでも、見終わって幸福感を味わえる映画であることは確か。 | [投票(2)] | |
眺めのいい部屋(1986/英) | 古典名作文学の映画化で、小説の各章代を示した扉絵まで映画で付けるのは、映画の持つダイナミズムの否定じゃないの? それが様式美っていうなら、私にはたぶん一生理解できない。点は、役者と美術と撮影と音楽と原作に。 | [投票(2)] | |
セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ(2000/米) | 作品の作り手を批判するのと、観客を批判するのと、業界を批判するのは、全て別の話じゃないのか。同じやり方で扱ってはいけない。 [review] | [投票(2)] | |
明日を夢見て(1995/伊) | 幻想映画の王様による、悪意に満ちた怪作。 [review] | [投票(2)] | |
東京裁判(1983/日) | 冷戦下のリベラル。2006年から見ると相対的に「右」寄り。映画としては存在意義はもはやなくて、歴史遺物以外何物でもないかと。 [review] | [投票(1)] | |
劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005/日) | "ここがお前のフィールドだ!"というお節介、あるいはお説教。 [review] | [投票(1)] | |
ビッグ・フィッシュ(2003/米) | よく出来た映画であると思うし、テーマ的な部分には多い共感するんだが…。 [review] | [投票(1)] | |
スコルピオンの恋まじない(2001/米=独) | アレンの映画はあいかわらず退屈はしないものの、退行的で特筆すべき何かがあるわけではないし、彼が老境に入って、ますます中身が無くなり、雰囲気だけになってきた感がある。 [review] | [投票(1)] | |
Stanley Kubrick:A Life in Pictures(2001/米) | キューブリックの伝記的側面と、公開当時の社会背景の解説、作品の舞台裏話、の3つのパートから成立している。この3つがそれぞれ独立して節度をもって描かれているのは、ドキュメンタリーとしては非常に誠実な作りだ。 [review] | [投票(1)] | |
風花(1959/日) | 鑑賞時にはずいぶんフィルムが劣化していたのだが、カラー・シネスコ画面が素晴らしい。 [review] | [投票(1)] | |
雪国(1957/日) | 純然たる不倫映画であり、不倫小説なのだが、もしシネスケの不倫捜査官様が見たり原作を読んだりすれば、やはり最低点を付けてぶっ叩くのだろうか。 [review] | [投票(1)] | |
ホワイト・オランダー(2002/米=独) | レニー・ゼルウィガーのオバチャンっぷりにビックリ。 [review] | [投票(1)] | |
少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999/日) | 現在社会下での男性原理の封建的価値観に多くの女性は望んで収まるのだというラディカルなフェミ論に基づいた女性(女の子)への啓発・啓蒙映画。男性がこの手の題材を扱った時にしでかす欠点をすべて回避しているのは、作り手は非常にクレバーで巧妙だと関心していたのだが。 [review] | [投票(1)] | |
エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事(1993/米) | 貞淑な妻が、耐え忍ぶことで放蕩夫を家庭人として絡め取る。進歩的な思想を持つ夫と古風な妻との一種の主従的な関係が、双方の家庭人として人生の中で立場が逆転する(あるいは逆転していた)。それに気づいた後年に夫は贖罪と許しを感じる。 [review] | [投票(1)] | |
或る夜の出来事(1934/米) | 登場人物達の個性に引っ張られストーリーが、一夜の遮蔽空間(バス)のドラマから、珍道中ドラマへ、さらには・・・、迷走を続ける。後年のキャプラのキッチリした作りを先に見てしまうと、部分部分には魅せられても、全体的にタルさを感る。あとは撮影のレベルが非常に低いことに驚く。 [review] | [投票(1)] |