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Kavalierさんのコメント: 点数順

★4あなたのために(2000/米)主人公の成長の過程と映画そのもののテンポがよくて、見ていて、ナタリーポートマンにある時は同化してある時は応援して、そうやってすごく引き込まれました。徹底的に性善説な世界観も楽しい。ラストは出演者に混じって一緒に拍手している気分になってしまった。粗はあるんだけど、もういいや、目をつむります。[投票(2)]
★4ひかりのまち(1999/英)鑑賞中、終始、ウィンターボトムの実験に付き合わされてる気分に。ただ、この手のデジカメor16ミリ、手持ちリアル路線じゃ最上の出来。ただ、これが限界じゃないかな。願わくば、これ以上この手「リアル」を追求する監督が増えないように。ナイマンの音楽がなかったら、たぶん相当睡魔に襲われたぞ。 [review][投票(2)]
★4金色の嘘(2000/米=仏=英)19世紀と20世紀の狭間での、新進気鋭のアメリカなる存在と凋落しつつある西欧世界。アイヴォリーのやる気はひしひしと感じるが、難解な原作に対しての論文的アプローチが彼の限界かもしれない。 [review][投票(1)]
★4ブラッド・ワーク(2002/米)ありきたりの物語の中でもイーストウッドは人間を失わない。推理を結論から話すことなく弁証的に語ること、勘や思いつきはそれと断ってから話すこと。これによって自身に悪感情を持っている人間にさえ自説を納得させてしまう。 [review][投票(1)]
★4女優須磨子の恋(1947/日)田中絹代の熱演と、舞台内容の質の高さ、それを切り取る溝口のカメラ、これらからなる映画内の舞台その物の表現力の高さは特筆に値するが… [review][投票(1)]
★4荒野の七人(1960/米)オリジナルよりこちらのほうが楽しめてしまったというと暴論だろうか。侍のストイシズムより、ガンマン達のオープンな性格に惹かれてしまったので。後半の村の造形を生かした立体バトルにも燃える。[投票(1)]
★45時から7時までのクレオ(1961/仏=伊)表現手法とドラマとテーマの幸福な結実。作中にある短編映画や、ルグラン出演の音楽シーンも楽しめてしまった。楽しんでしまった方が勝ちだなとは思った。[投票(1)]
★4天国の日々(1978/米)テキサスの大農園・平原に、圧倒的に美しい撮影に過去形のナレーションには、 [review][投票(1)]
★4コレクター(1965/英=米)「イギリス」「地下室」「階段」「サリンジャーとピカソへの解釈の差」。自閉した世界を作り上げた主人公に取りつくのは、コミュニケーション不全だけでなく、階級・環境によって人は規定されるというコンプレックスと外側への責任のなすりつけ。 [review][投票(1)]
★4ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)「少女漫画とは、思春期の自我葛藤する女の子に、絶対者たる相手の男の子が、恋愛を道具に存在意義を与えるもの。」ってのをどこかで聞いた記憶がある。恋愛至上主義下の30を超えても少女のような女性への応援映画なのだ、これは!。 [review][投票(1)]
★4天才マックスの世界(1998/米)この手の映画でよくやる主人公の成長を象徴するマックス演出の演劇は、最後までそもそもおもしろいのかよくわからない(ただ規模だけが拡張していく)。拡散的でアンバランスで多面的、でも蓄積はしていく。人間の成長なんてそんなものなのかも。父親が絶品。[投票(1)]
★4I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)アンバランスな映画、でも不完全さがあざとさを回避してる。 [review][投票(1)]
★4楽園をください(1999/米)内戦に翻弄される若者像を描きった部分では満点。ミニマムな視座による南軍からの南北戦争の歴史的意義の再構築って意味では、いかんせん中途半端。台湾人であるアン・リーの限界なのか。 [review][投票(1)]
★4WXIII 機動警察パトレイバー(2002/日)ふ、古いよ。サッカーより野球、CDよりレコード、青年が親父になる映画。 [review][投票(1)]
★4北京のふたり(1997/米)言語の問題を除いたら別に北京(中国)である必要はない。司法への行政の介入やら裁判中に裁判官が寝てるのは、アメリカや日本でも日常的じゃないの?。そういった裁判の過程を通して、現在中国って物を浮き彫りにしようとすう表現意図がまったくないのもマイナス。法廷物としてのカタルシスはほとんどないけど、主人公2人の交流の過程とヒロインの人物造形が魅力的で、盛り上げも上手い、過不足ない娯楽映画。[投票(1)]
★4オー・ブラザー!(2000/米)寓意的な道具に彩られた寓意がない寓話。コーエン兄弟は、こういう胡散臭くて中身がありそうで無い路線が一番好きだな。撮影の絵作りに圧倒される。[投票(1)]
★4JFK(1991/米)ごめんkionaさん、たしか小学校の時、クラス発表の出し物に「JFK」って発言しちゃいました。生まれて初めて、自分で金払って見に行った映画だったわけで。 [review][投票(1)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)何やら、凄い物を見た気にさせられるけど、凄い映画を見た気分にならないのはなぜなんだろ。監督の感性が暴走しすぎなのか。[投票(1)]
★4シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998/英)乙女チックモード全開、「文学系少女」な同行人は鑑賞後に大感動してたけど・・・。相変わらずの、ヨーロッパコンプレックス丸出しのアイヴォリーにニヤニヤ。クリス・クリストウォーケンを筆頭に役者の演技は素晴らしい。ただ、いつものアイヴォリー作品らしく、ビデオで見ると睡魔に襲われること確実。[投票(1)]
★4ヴィドック(2001/仏)メフィスト系バカミス?。『オヤジ(漢字にあらず)』、『19世紀巴里』、『バカミス』みたいな言葉に反応する人は見て損はないかと。 「エログロでいかに美しく見せるか」ってのがこの映画のほとんど唯一の存在意義なわけで→ [review][投票(1)]