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[コメント] I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)

アンバランスな映画、でも不完全さがあざとさを回避してる。
Kavalier

性善説な世界で純粋無垢主人公が脇の登場人物を感化していくってあざとり作りが、脇役の描写の不完全さであったり、

主人公の描写視点が主観と客観の間をふらふらすることであったり、

手持ちカメラとカラフルな色彩の撮影が一部不安定になっていることや、

ビートルズの作中への絡ませ方の中途半端さ、

パーカッションとギターがメインのリリカルなBGM、

上記の理由からか、どの登場人物にもべったりしないほどよい距離感を感じて、見ていて心地よい作品にでした。

少し注文付けするなら、親子ドラマに終わらせないで、アメリカの福祉に関して突っ込んだ描写が欲しかった。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぱーこ[*]

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