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jollyjokerさんのコメント: 点数順

★4蛇イチゴ(2002/日)西川美和の人間をえぐり出す底意地の悪さは爽快だ。 [review][投票]
★4今日もどこかで馬は生まれる(2019/日)命にも運があるという現実。 [review][投票]
★4ハズバンズ(1970/米)優しすぎる男たち。泣くだけが哀しみではない。バカ騒ぎでしか発散できないこともある男たちの鎮魂歌。 [review][投票]
★4ウェルカム・トゥ・コリンウッド(2002/米)86分、寝る前の一本に丁度良いくだらなさ。昭和のクレージーキャッツ的に好きだった。[投票]
★4ダイヤルMを廻せ!(1954/米)およそテニスプレイヤーにも悪党にも見えないレイ・ミランドだからこそ観客はトニーに同情する。しかし、 [review][投票]
★4カンバセーション…盗聴…(1974/米)陰気なオタクの心理劇。盗聴対象がどうなるかということより、盗聴する側の葛藤に迫った。 [review][投票]
★4ロング・グッドバイ(1973/米)原作からの省略やアレンジも嫌悪感なく、むしろマーロウエリオット・グールドのゆるい造形がストーリーをひっぱっていく。 [review][投票]
★4すべてが変わった日(2020/米)ブランチよ、あの子を返して!というマーガレットダイアン・レインの悲痛な叫びが、このタイトルに表れているのだろう。 [review][投票]
★4黄昏(1981/米)オープニングバックの黄昏時の湖の情景とデイブ・グルーシンの音楽が合っていて引き込まれてゆく。そして若い頃に見た時には気づかなかった心に迫る良いセリフの数々に改めて胸を打たれた。 [review][投票]
★4行き止まりの世界に生まれて(2018/米)オープニングでは単なる不良のたまり場に見える仲間との日々が、少しずつ事情が明かされると同時に貧困と暴力で行き詰まっている暮らしであることが見えてくる。悲惨な現実からの逃避がつかの間の仲間との時間なのだ。 [review][投票]
★4コロンバス(2017/米)オープニングの邸宅内の鮮やかさ!画角にきちんとおさまったコロンバスの街の色彩豊かな建築物、インテリア。静止画のような落ち着きの中に、鮮明な意思と誇りを感じるカメラの完璧な構図!カットのタイミングも好みだ。 [review][投票]
★4ザ・バンク 堕ちた巨像(2009/米=独=英)雰囲気とスピード感が良いのでドキドキするが、なんかすんなり上手く進み過ぎて残念。クライヴ・オーウェンよし! [review][投票]
★415年後のラブソング(2018/米=英)ちゃらダメだけど惹かれてしまうキャラをやらせたらこの人、というイーサン・ホークが中心となるが、同じようなちゃらダメ・ダンカンクリス・オダウドとの比較も面白い。イギリスの小さな街並みと悪人が登場しないストーリーはやはりニック・ホーンビーならでは。 [review][投票]
★4一人息子(1936/日)貧乏でも基軸がしっかりしていれば人間として誇れるという手本のような作品だが、笠智衆のあっけらかんとした表情やそれぞれのキャストのマジメな生き方がイヤミでないのが小津マジック。 [review][投票]
★4花嫁の父(1950/米)最低限のエピソードを簡潔にしかもツボをドンピシャで押してくる脚本に時間を忘れて楽しめた。結婚生活ではなく「結婚式」というもののあわただしさやバカらしさ、ドタバタや様々な確執を上手くまとめている。 [review][投票]
★4緑園の天使(1944/米)お父さんとお母さんがとても良い。予定調和のありふれたストーリーだが、家族皆で楽しめる安心できるお話になっているのは、この両親のバランスとのびのびと演じているエリザベス・テイラーと馬たちの純粋さだろう。当時12歳のテイラーの乗馬シーンは見事だ。[投票]
★4或る終焉(2015/メキシコ=仏)終末医療の難しさが迫ってくる。自分の力ではどうにもならない理不尽なことを、最小限のセリフと日々の暮らしの断面を切り取ることで現実的に見せている。 [review][投票]
★4脱出(1945/米)本筋と違ったところに目がいってしまうのだが、エディウォルター・ブレナンとクリケットホーギー・カーマイケルが冴え冴え。この2人の登場がどれほど作品に華を添えているか。[投票]
★4ニノチカ(1939/米)無表情のグレタ・ガルボが少しずつ変化していく中で、三バカトリオが良いスパイスとなっている。そして、ニノチカがけなしていたアレを買ってしまうという女ゴコロ。社会主義を揶揄し、単純な恋ゴコロを勝たせてしまうなんて、並みの批判じゃないです![投票]
★4恐怖の岬(1962/米)1991年版の『ケープ・フィアー』との比較 [review][投票]