★5 | 前半の「流れ者」というバタ臭く違和感のある設定を済崩しに納得させてしまう圧倒的なケレン演出が正味痺れる。撮影と編集は神がかり的にキレまくる。『郵便配達』を現代日本の地方都市に巧妙に移植し主役3人も全く違和感がない。石井隆の最高作と思う。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 本当は4だけど室田日出男で+1、大竹しのぶのどうしようもない感じがいい。 (鳶) | [投票] |
★4 | 意思を持たない女の魅力は魔力にもなりうる。名美は言う「ここにじっとしていれば今日が明日になって、そして明後日になって・・必ずどうにかなるものでしょ、世の中って・・・」。そんな女をどうにかしようと、ふたりの男がもがき苦しむ。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 大竹しのぶの天然と自意識の狭間で低徊する90年代前半文明というニッチ。室田日出男の悲劇を呼び込む力と優男のダメさが、ちあきなおみの協賛を経て、大竹の魔性というその息苦しき90年代文明を圧していく。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 雨が吹き込む情事、バスルールでの死闘、悲しげなネオン、ふてくされながら欲望を捨てない女、日常の街の風景の中の小さな殺意、裏切られる純愛、報われない努力・・・。そういった石井監督の常套的な駒が、実話という接着剤で、必然性をもつ位置に定着してゆく。石井映画が、世界の北野映画を孕ませたことは間違いないんだけどな・・・。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★4 | 何故か心動かされる。大人の青春映画。 (tikitiki) | [投票] |
★4 | 死んでもいい。
(あ) | [投票] |
★3 | こういうのはバブリーなロケーションで撮っちゃいけない題材なのではないのか。90年代に名美さんの居場所はなかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | このキャラクターに実在感(?)を与えた室田日出男は本当にスゴイ。それに比べたら(ほぼ色気ゼロの)大竹しのぶ&永瀬くんのカップルはダメダメでガックリ。あと、映像は本当に素晴らしい。そこに敬意を表して☆=3 [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★3 | 便器の中をこんなに凝視させられた映画は、そしてその場面が異様にいやらしかった映画はこれ以外に知らない。 (tredair) | [投票(1)] |
★3 | 毎回不倫現場を旦那に発見されてしまう永瀬は運が悪い。 (toga) | [投票] |
★3 | ことの最初から最後まできっちり映しているのに照れる。大竹しのぶのアノ演技に「うわっ!きたきたっ!!」なんて思ってしまう。 (にゃんこ) | [投票] |
★3 | どこも、石井隆劇画で描かれているカットばかり。という不服さと。この大竹しのぶのテンション熱演ぶりには、文字通り驚く。なぜ?というくらいの芝居。 (ALPACA) | [投票] |
★3 | 永瀬って、なんの映画見ても、無表情すぎない?そこがいいのかなぁ。永瀬がカワイクないので、ほんとは4点だけど3点!(ヒドイ) (worianne) | [投票] |
★3 | えっち (mau2001) | [投票] |
★3 | う〜〜ん、なんだこの感じは。本能のまま動いていいのだろうか? (ギターマン) | [投票] |
★2 | かなり胸糞悪い。他人の生活を考えず本能のままに女を求めるクソ野郎、どっちつかずで優柔不断なクソ妻。本作に関しては監督の空間演出がどうのこうのの問題じゃない。 [review] (クワドラAS) | [投票(1)] |
★2 | この題材をこの役者陣で描くなら妙なケレンは正直要らなかったと思う。抑制に抑制を重ねて緊張を維持してくれた方が好み。それと本作はどうも男性的な視点がちらついて乗れなかった。廃墟の撮り方は黒沢清にも影響を与えてそうだ。 (赤い戦車) | [投票] |