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ペンクロフさんのコメント: 更新順

★4どついたるねん(1989/日)観なおしてみると完成度がメッチャ低く、びっくりするほど荒削り。しかしまだ拳闘しか知らぬ赤井の肉体、大和田正春との不意のシャドウには、かけがえのない輝きがある。 [review][投票(3)]
★4遊星からの物体X(1982/米)「シャーレ」の中で、『THE THING』は目の前に。 [review][投票(3)]
★3ソイレント・グリーン(1973/米)フレンチ・コネクション』の影響なのか、ヘストンのチョイ悪刑事っぷりがややスベってる。富豪の家から食材ドロボー、美女とウハウハではラストの告発も切実さに欠ける。 [review][投票]
★3ラストスタンド(2013/米)「古き佳き」ものが悪しき新しきものすべてに激勝する、男の夢、男の妄想、男の快楽。格闘の中での三角絞めを巡る展開は、ホリオン・グレイシーが振りつけた『リーサル・ウェポン』への返歌か。[投票]
★2猛獣大脱走(1984/伊)Z級イタリア映画らしくデタラメで、安っぽく、不愉快。観たことを後悔するしかないんだが、なんでしょうねこの画面から伝わる「汚い」感覚は。ネズミを本当に燃やしてるからかな。[投票]
★3拝啓天皇陛下様(1963/日)前田日明がフェイバリットに挙げていた作品。きな臭い右翼映画かと思いきやなんのことはねえ、渥美清は若き日の前田自身で、歩兵第10連隊は新日本プロレス、長門裕之は藤原喜明だ。前田にとっての青春映画だったんだな。[投票(1)]
★3ブロブ 宇宙からの不明物体(1988/米)「宇宙からの不明物体」よりも、田舎町の人間模様を見せる前半の方が気が利いており面白い。ドロドロが出てくるとテンションが下がるという本末転倒。[投票]
★3マイノリティ・リポート(2002/米)たとえばジョージ・オーウェルの『1984年』を映画化するにあたり、間違えて『1941』の監督が腕をふるった感じ [review][投票(2)]
★3ネバー・サレンダー 肉弾凶器(2006/米)WWEにおけるジョン・シナさんは真面目で努力家で高性能で、まあ乱暴に言えば棚橋弘至みたいな人だ。自身のキャラクターに忠実なベビーフェイスで、あんまり奥が感じられる人ではない。主演を務めるような俳優には向いてないと思う。[投票]
★3ファースター 怒りの銃弾(2010/米)体脂肪率低すぎてバッキバキの肉体が画に映えるロック様。「コップ」「キラー」の造形もそれぞれに面白く味わい深いし、「ドライバー」が牧師と対峙する場面なんか実に素晴らしい。どこへ出しても恥ずかしくない、テレ東系B級佳作映画。[投票]
★3人間の條件 第5部死の脱出・第6部曠野の彷徨(1961/日)悲惨な話なんだけど最後までシソウ、テツガク、カンネンできた仲代よりも、ゴミみたいに犯され捨てられ飢え死にするしかなかった女たちが美人から不細工までみな哀れ。若き中村玉緒の輝き![投票]
★3人間の條件 第3部望郷篇・第4部戦雲篇(1959/日)仲代達矢がひどい目にあいまくる六部作の中盤戦。田中邦衛のくだりは完全に『フルメタル・ジャケット』(当然『人間の條件』の方が早い)。戦闘する前から、軍隊の内務班でいじめが蔓延り人が死んでゆく地獄。日本人らしいよな。[投票]
★3エクス・マキナ(2015/英)なにしろエヴァちゃんが魅力的なのだが、それがかえってSFを映画でやることの限界を感じさせる。 [review][投票(7)]
★3シティ・スリッカーズ(1991/米)都会人が牛追いツアーで人生の中に何かを見つけるというベタな筋書きだが、終盤は役者たちの顔つきが明らかに変わっており感動的だ。ビリー・クリスタルが前半でかぶっていたヤンキースのキャップが都会の象徴か。[投票]
★2脳内ニューヨーク(2008/米)なにがなんだかわからない…[投票]
★3ナイトクローラー(2014/米)遠い空の向こうに』の夢見る少年ジェイク・ギレンホールが、こんなになっちまって。 [review][投票(4)]
★4フォーリング・ダウン(1993/米=仏)人間なら当然抱いてしかるべき衝動を解放してくれる夢のような映画。特にバットを振り回す前半は、精神と運動が同期しており爽快。[投票]
★3ヴィジット(2015/米)シャマラン先生が久々に本領発揮して最高に面白い映画だが、カメラがうますぎる。フェイクドキュメンタリーにおいては「カメラの演技」が極めて重要となる。もうちょい「下手なカメラ」を演じてほしかった。[投票(1)]
★4大いなる西部(1958/米)終始丸腰を貫くペックを大人として、メンツ重視の西部の連中をガキとして描く。男らしさにおいて西部劇の上位概念足りえるのは「船乗り」の世界ぐらいのものだろう。板子一枚下は地獄、あいつら半端じゃないんだよな。[投票]
★3ジャイアンツ(1956/米)訳の判らぬ大河感はたっぷり。身のこなしが重くなってゆく田舎オヤジロック・ハドソンに比べ、ナイーヴ気取ったジェームズ・ディーンの老けは白々しくて見ちゃいられない。小さな変化の積み重ねで時代の変遷を見せる脚本は見事。[投票(2)]