ペンクロフさんのコメント: 更新順
アイアン・シーク(2014/米) | アイアン・シークのトラッシュトーク、「ケツの穴に突っ込んでやる!」 これがシュートレスリングの裏技を意味していることは言うまでもない。 | [投票] | |
ベネデッタ(2021/仏=オランダ=ベルギー) | 凄い映画。バーホーベンはキリストさまの手に負えねえ凄玉。これが一周廻って人間讃歌なのが凄い。 [review] | [投票(2)] | |
Winny(2022/日) | 47氏をイノセント坊やに仕立てりゃ美談一丁あがり、とするやり方を軽蔑する。あの時に世界とwebで何が起こっていたかを描かずに、拘置所や法廷ばかり見せてりゃあ無辜の被害者に見えもするってだけの話。 [review] | [投票] | |
ビースト(2022/米) | こんな話は面白いに決まってるのだが、アフリカ感はない。まあオレもアフリカはエジプトしか行ったことないんだけど。 [review] | [投票] | |
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米) | 確かに面白いし、ミシェール・ヨーがついに欧米で正当な評価を得たことは本当に喜ばしい。しかしアメリカ映画必殺の方程式であるところの家族愛至上主義には鼻白む。 [review] | [投票(6)] | |
ナワリヌイ(2022/米) | 大昔なら、暴力に敗れ放逐された者は遠い別世界で生きていく。それで天寿を全うできる。現代はそうはいかない。だからナワリヌイはロシアに戻る。凄まじい覚悟。 | [投票] | |
ジェニーの記憶(2018/米=独) | 自己防衛のために改変し封じ込めた記憶を掘り起こす過程を描く、メチャクチャ高度なことをやっている。欠落を抱えた児童を巧妙に誘導する性暴力が極めて陰惨。70年代アメリカの田舎はLOも売ってない犯罪の温床。 | [投票] | |
ブラックブック(2006/オランダ=ベルギー=英=独) | 今も続く暴力の歴史を描いて鮮やか。バーホーベンが愛してやまぬ、クソ野郎どもの中で闘い続ける強い女。役者ではフランケン中尉(ワルデマー・コブス)が出色。 | [投票] | |
Super Tandem(2014/日) | 田舎のどん詰まり感が凄い。せっかく上京したのにわざわざ富士宮市に戻って地元の友達と映画を作るというのが小林勇貴監督の突出した個性。普通はここまで自分のルーツを直視できない。 | [投票] | |
NIGHT SAFARI(2014/日) | 暴力のトリガーとなる「先輩」は電話の向こうに隠れており、姿を見せない。これは『悪い奴ほどよく眠る』と同じ。社会の構造を描いている。 | [投票] | |
UNCHAIN(2001/日) | 当人らの語りはともかく、演出で加えた感傷は腐臭を放っており嫌いだ。ガルーダの試合を早送り(これだけでも許し難い)して日の丸オーバーラップ。アホじゃねえのと思う。 | [投票] | |
神々の山嶺<いただき>(2021/仏=ルクセンブルク) | 原作も漫画版も好きだけど、吹替版を観たら羽生が大塚明夫、深町が堀内賢雄。この2人の説得力を前にして、何も言うことはありません。 | [投票] | |
サマーゴースト(2021/日) | ラノベ絵師loundrawさんの商業初監督作。ハッキリ言って銭とれるレベルではないが… [review] | [投票] | |
人質 韓国トップスター誘拐事件(2021/韓国) | あれよあれよの展開で面白いんだけど、ファン・ジョンミンの私生活を見せないのでどこか抽象的な人物像に留まっている感がある。韓国の観客はそんなことないのだろうけど。 | [投票] | |
ストレイ 犬が見た世界(2020/米) | 犬も人も、全編いったいどうやって撮ったのかと思えば、腰を低くかがめて手持ちカメラを向けただけ。犬が人を信頼しなくてはこの撮影は不可能だ。犬に触れたくてたまらなくなる。 | [投票] | |
ドリーム・ホース(2020/英) | 「儲けじゃない、胸の高鳴りだ」と言う割に、映画の結論は勝利と利益に収束する。 [review] | [投票] | |
あげまん(1990/日) | マルサ2本で天下取ったばかりの伊丹十三、底が早速割れた作品。凡庸なスケベオヤジの世界観で、柳沢きみおのマンガのようだ。 | [投票(1)] | |
大病人(1993/日) | 『生きる』の引用もチャンチャラおかしい凡作。汚いセックス。本多俊之のメインテーマをダラダラ工夫なく繰り返し流すので困る。 | [投票(1)] | |
東京自転車節(2021/日) | 監督や友人たちのキャラクターショーのみでは映画にならぬとの日本映画学校マインドのため、構成や撮影、演技(当然演技ですよ)に作意が目立つ。序盤の作意は真っ当でも、後半は成立させるための作意で気に喰わぬ。 | [投票] | |
イニシェリン島の精霊(2022/英) | 『ヒットマンズ・レクイエム』から14年、おっさん2人の関係のこじれは内戦の比喩か、抑圧される同性愛か。動物とは誤解なくわかりあえるのが、面白うてかなしきマクドナー節。 [review] | [投票(1)] |