★4 | ハナ肇が最初から胡散臭く、いかにも何かありそうと思わせるものの展開にサプライズは希薄。なんとなくいい話に収束するのは微温的とも言える。ただ終盤の演説バトルが突出した迫力ある画面で、群衆描写が異様。物語と演出に乖離がある感じで不思議な遺作だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 最後まで川島は高度成長と地政学の作家だった。伴淳三郎の凄さに見とれていると、途中参入するハナ肇がさらに凄いという強力な重喜劇。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 利権をめぐる欲と色の世界をコメディチックに描く東宝カラーにニヒリズムを隠せない川島の醒めた視線が加味され単純ではない味わいが生じた。我と癖の2枚看板を揃えオーバーヒートもせず情にも流されない平衡感覚。クライマックスもかなりの盛り上がり。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 黒電話のアップ。画面外で、伴淳三郎が銀行員と会話する。定期預金の30億円持って来て。銀行を出発する輸送車と警護の白バイ。屋敷の広間のテーブルに、札束を積み上げた俯瞰。銀行支店長の石田茂樹ら銀行員が正座して礼をする。警官も取り囲んでいる。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 広げた大風呂敷は畳まれたか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | クライマックスのモブシーンは大した迫力。ハナ肇、伴淳三郎、高島忠夫といった川島映画初出演組が活躍するが、なんといってもレギュラー山茶花究が素晴らしい。 (さいもん) | [投票] |
★3 | そこはかとなくブラックの香り。結末はもっと意外なものかと思っていたのだが。[Video] (Yasu) | [投票] |