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尼僧ヨアンナ (1961/ポーランド)

Matka Joanna Od Aniolow

監督イエジー・カワレロウィッチ
脚本イエジー・カワレロウィッチ
原作ヤロスワフ・イヴァシキェヴィッツ
撮影イェジー・ヴォイチク
出演ルチーナ・ヴィンニツカ / ミエチスワフ・ウォイト / アンナ・チェピエレフスカ
あらすじ17世紀のポーランド東北辺境の尼僧院で院長のヨアンナ(ルチーナ・ウィンニッカ)以下の尼僧達が悪魔に取り付かれて狂態を演じているとの噂を調査するため司祭のスリン(ミエチスワフ・ウォイト )が教会から派遣されて来た。実は彼の前にも1人の神父が派遣されているのだがヨアンナに情欲を感じた挙句に火あぶりになったのである。恐れおののきながらも尼僧院に着いたスリンは、しかし、ヨアンナの意外な清楚さに戸惑うが…。イエジー・カワレロウィッチの第7作で61年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作。 (けにろん)[投票(1)]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5聖俗と世俗。抑圧された空間による禁欲。「信仰心」という名を借りた偽善的話法に、反比例する欲情。漠然とした砂漠にポカンと置かれた尼僧院。白黒映像のシュール。淫靡だ! ただこの作品を通じていえるのは新しい感情を与えてくれたことだ。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★4初めてポーランド映画を観たが、戒律によって抑圧されている尼僧たちと、スターリン主義の抑圧を受けていたポーランドが重ね合わされているように感じた。 (ダリア)[投票(1)]
★4尼僧ヨアンナ様が禁欲の僧院であんなことやこんなこと・・・。 白と黒の神聖な画面づくりが美しい。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(1)]
★4ヨアンナのあのぞっとするような美しさに、これは誰?と思ったら、監督の奥様でしたか。夫婦でこんな映画が撮れるなんて尊敬してしまう。 [review] (tomcot)[投票(1)]
★4実話を下敷きにしただけあり、本当に怖かった。私はキリスト教徒なので、悪魔は本当に怖いんです。でも、実話ではすべての元凶である告解神父の役割が今ひとつ希薄でした。 (りかちゅ)[投票]
★3無神論者からすれば神だの悪魔だのってアホくさい話。ベルイマンの『第七の封印』もそうだが、どうしてこんなに手の込んだキリスト教批判をするのか理解しがたい。 [review] (ハム)[投票]
★3何故に神父は尼僧たちと共に堕ちて行かねばならないのか。その反道徳性・反社会性をストレートに見せるのではなく強固に難解なスタイルでもって回ったもどかしさがある。更に残念なことにそのスタイルにも一貫性がない。欠けているのは敗者の行事であり美学。 (けにろん)[投票]
★3後味悪めでけっこうよかった。 (reif)[投票]
★3ベストの状態・体調で観て、正攻法の内容だったにもかかわらず、ほんっっっっっっとうに判らなかった作品。キリスト教の知識がなかったのでつらい。 (24)[投票]
★2最後まで観るのにかなり気力が必要。尼さんのブリッジは「エクソシスト」の元ネタ? (マッツァ)[投票(1)]
★2破戒一つ描くにしても、キリスト教社会は面倒くさいですね。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点2人**
4点14人**************
3点9人*********
2点2人**
1点0人
27人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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Links
IMDBThe Internet Movie Database
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